国語、数学、理科、誘拐

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163822907
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

女の子を誘拐した――JSS進学塾に届いた一通のメール。五人の大学生講師は各々の得意分野で犯人に挑むが、誘拐は意外な展開に。

勉強すると、人に優しくできるんだって――。
『浜村渚の計算ノート』シリーズの著者がおくる、愛と感動の??塾?<‾ステリー!

舞台は、小中学生を対象にした「JSS進学塾」。ある日、塾の公式アドレスに「おたくの塾生、山下愛子を誘拐した」との脅迫メールが届いた。犯人の要求する身代金額は、なんと五千円。しかもすべて一円玉で用意し、千円ずつにわけて五人の学生講師がファミレスに持参せよ、という驚きの内容だった。ファミレスに集まった五人は、犯人によって一人ずつ順番に呼び出されるのだが、彼らを待っていたのは、それぞれが得意とする科目の難問、奇問。「こんな悪ふざけをするのは、あいつしかいない!」――五人は、塾に恨みをもつ元講師を疑うのだが、誘拐事件は、やがて意外な展開を見せる……。五人の講師たちは、少女を、塾を、救うことができるのか?
いま塾に通っているみんなも、かつて通っていたお父さんお母さんも、一緒になって楽しめて、「読むと、勉強したくなる」(ここ重要!)、世界初の塾ミステリー。

内容説明

進学塾に通う小学6年の女子が誘拐された。犯人の要求は、なんと身代金5千円!しかもすべて1円玉で用意せよ、って…。5人の講師は、少女を、塾を、救えるのか!?『浜村渚の計算ノート』シリーズの著者がおくる、愛と感動の塾ミステリー!

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

101
おい!青柳くん!わざわざ最初のページのニュートン算の答を出してから本文を読んだオレの立場は・・・?2014/04/02

ダイ@2019.11.2~一時休止

95
JSS進学塾その1。犯人は詰めがちょっと甘かったね。でもいい終わり方で楽しめました。ちなみに西川麻子シリーズを先に読み終わってるけどこっちに先に出てたの?。2018/05/27

yanae

56
初作家さん。学習塾を舞台にしたお話。JSS学習塾で教え子が誘拐される。塾長と先生たちが誘拐事件に立ち向かう。とすると、凶悪犯に立ち向かう話にも見えるけど、身代金は二万円。しかも犯人からの指令は、学習問題を解いてヒントを見つけること。学習塾の先生ならでは。人が傷つかない心暖まるお話でした。ちなみに出てくる問題全然わからなかった(笑)こういう子供と信頼関係を築ける塾っていいなぁ。作者さんもこういう塾に通えてたのかな。2018/03/08

オーウェン

54
小中学生が通うJSS進学塾で、塾講師たちに届けられた中学生女子の誘拐。 ところが身代金は5千円分を1円玉で届けろという形。 明らかにいたずらの類だが、講師1人1人を別れされて設問を解かせるという犯人の指令。 ミステリとしてはライトだが、犯人の背景を考えれば優しい事件という観点。 続編があるらしく、そちらも読んでみたい。2024/02/19

Mumiu

49
誘拐はイマイチ。学生講師たちの直情径行っぷりもどうよ?!と突っ込みどころ満載(上高田くんは案外いい子)。ということで語るべきは愛だね。それぞれの学生講師たちのそれぞれの教科への愛とこだわり。自分たちの居場所だった塾への愛。一色さんの語呂合わせ年表は真面目にほしいです。でも、ピンポイントなとこはやっぱり楓ちゃん。数学ガールLoveです。小さい頃に、1+1=2、2+2=4、…1024+1024=2048くらいまで呪文のように唱えていたけど、もっと数字Loveを貫いていたら人生もっと違っていたかもしれないなあ♪2013/10/01

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