見て、話して、ともに戦え―U‐23世代をどう育てれば勝利に導けるか

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163761107
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロンドン五輪でスペインに勝利し、チームをベスト4に導いた関塚監督の、U―23世代の見極め方、接し方、育て方そして組織論。

ロンドン五輪、サッカー男子日本代表チームが、初戦のスペイン戦に勝利し、ベスト4の成績を収めたことは、日本サッカー史において飛躍的な出来事だった。
そのチームを率いた監督の、若手育成法と思考法をまとめた1冊。チームは23歳以下で構成された。23歳以下といえば、社会では「新人」にあたる。若手をどう見極め、どう接し、育て、組織としてまとめあげていくのか、オリンピックチームの事例をあげながら説かれいく。
第1章「U-23の見極め方」目次
?@人間形成の途上にいる若い世代を色眼鏡で見てはいけない
?A有言実行型の彼らにはエネルギーの使い道を教えてあげる
?B個性が輝き出す瞬間を見逃すな
?C細かなグループの壁を取り払う
?Dキャラクターを見極める
?E「天狗」を作るな
?Fステイタスをしっかりと自覚させる
?G抜擢する際は細心の注意を

管理職のあなたに、社会に出たばかりのあなたに役立つ指南書である。

内容説明

ロンドン五輪で男子サッカー代表をベスト4に導いた監督の、リーダー論。ビジネスシーンでも役に立つ、若手の見極め方、接し方、育て方と組織論。

目次

第1章 U‐23の見極め方(人間形成の途上にいる若い世代を色眼鏡で見てはいけない;有言実行型の彼らにはエネルギーの使い道を教えてあげる ほか)
第2章 U‐23の接し方(成長する環境を作る;監督としての立ち位置を確立する ほか)
第3章 U‐23の育て方(スタート地点を確認する;逃げ道を作らせない ほか)
第4章 U‐23の組織論(ファミリーになれ;ストロングポイントをどう生かすか ほか)

著者等紹介

関塚隆[セキズカタカシ]
1960年、千葉県生まれ。サッカー指導者。千葉県立八千代高等学校から、早稲田大学教育学部に進学。卒業後、JSL1部に昇格したばかりの本田技研工業(現Honda FC)に進み、チーム隆盛の礎を築く。1年目の1984年シーズンに得点ランキング2位となり、新人王・ベストイレブンのタイトルを獲得。1991年に現役を引退し、指導者へと転身。母校の早大蹴球部監督時代にインカレ優勝。1993年に鹿島アントラーズにコーチとして招かれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆにこ

24
ロンドン五輪の裏話的なものを期待していたので、そこは残念でしたが、若い世代を動かすために関塚さんがしてきた事が書かれていました。監督に向いているタイプの人だと思うのですが、なんでジュビロは・・・。2013/09/25

ふろんた

15
若手の育成に主眼を置いて語られています。やはり采配よりも選手のマネジメントに長けているというのがよくわかります。ちょいちょい俺が育ててやった感があるけど。2013/07/30

mizshnami

5
チームづくりや、若手の育成法を具体的でわかりやすく解説しています。関塚さんのやさしさや人当たりのよさなど人柄もよく表れていてとても読みやすい一冊でした。2013/03/29

Yoshie S

2
関塚さんらしい語り口 U-23ネタがちょいちょいにほころび、実社会生活にも応用できさうなメンタリティが随所にありました2013/03/30

かだ

2
ロンドン五輪の裏話的なものかなと思っていたら、携わってこられたチームでの若い世代の見極め方、接し方、育て方そして組織論とビジネス書寄りな本でした。選手の名前があちこちに出てくるのでイメージはつかみやすいです。2013/03/21

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