人生は論語に窮まる

人生は論語に窮まる

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569555645
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0012

出版社内容情報

  論語は究極の人生論である。そのエッセンス、読みどころ、日常への役立て方を、当代一流の二人の読書人がやさしく面白く解説する。    

内容説明

私たちは論語をこう読んだ!人間社会をしなやかに、したたかに、生き抜くヒントを満載。

目次

『論語』の魅力
余力
改心
距離
待つ
評価
大物
学ぶ
信用
批判
利益
世間

楽しむ
学者
自信〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブトムシ

15
子曰く、後生畏(おそ)るべし。(子曰く、若い學徒に大きな期待をもつべきだ。)「後生畏るべし」という言葉の「後生」を「後世」と書く間違いが多いですね。本当は、「後に生まれてきた若い者を畏るべし」という意味です。…「畏友」とは歳がある程度若い人に対して使う言葉なのです。では、どのくらい歳が離れていればいいかというと、特に基準があるわけではないのですが、二つや三つ下の方を「畏友」といってはいけないでしょう。やはり十歳ぐらいの違いがあったほうがいいと思います。(谷沢永一)私は福田和也さんの「作家の値打ち」ですね。

カブトムシ

14
p140(渡部)たとえば、ナチスの将校と付き合った女優を坊主にしてパリの町中を引き回したというようなこともあった。中には行き過ぎているものも目につきますが、評論家の福田和也によると、やりすぎていてもフランス人は気にしないそうです。p141 (谷沢)ビシー政府でナチスの占領に協力した連中を、戦後のフランスは行き過ぎと思えるぐらいに殺戮しました。…それをやらなかった日本というのは、これまた日本流であって、福田和也がいうようなフランスの残虐なやり方を日本でやるべきであったかどうかについて、私はむしろ否定的です。

cozy-koji

6
本の整理をしていて、捨てる本にしていたのですが読み返して頷ける箇所が多かったので保存を決めました。 社会生活、人間関係が第一であり余力があれば教養を高める。/ 友達を作ろうと思ったら相手から「あいつは俺より優れたところがある」と思わせるような人間になるように努力する。/ 人知れず自分を鍛錬し人の長所を見出す努力を怠らない。/ 人生は待つことであり、最終的には世間がどこかで自分を見てくれるというふうに考えなさい。→ 世間は人を探している。/ 信用されるにはただ裏切らないこと。/ 2023/09/18

くらぴい

2
2人の博学の先生の対談集。仕事も家庭も、究極的には論語の教えが世渡りの奥義となる感じです。至らないところが多いから、自分で工夫してやりくりする。それが自律だったり謙虚だったりします。

kengoshi

1
とりあえず論語読んでみたくて借りた。ただ筆者は教授なんだろうけどもアカデミックの汚いところがヒシヒシ伝わってきて萎える。論語は何を伝えたんだろうな。2022/10/07

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