普通のダンナがなぜ見つからない？

西口 敦【著】

文藝春秋（2011/05発売）

• サイズ B40判／ページ数 207p／高さ 18cm
• 商品コード 9784163740607
• NDC分類 367.4
• Cコード C0295

出版社内容情報

元コンサルタントで婚活ビジネス最前線にいる著者が、婚活マーケットの数字と事実を見据え、幸せな結婚をするための戦略を伝授！

内容説明

普通の男は、０．８％しかいない？女は磨けば磨くほど、男を遠ざける？結婚ビジネス最前線の元戦略コンサルタントが数字と現実を見据えて教える、目からウロコの婚活術。

目次

１　現状認識篇―婚活マーケットのホラーな数字（「普通の人でいいのに…」の普通の人は、０．８％しかいない。；年収６００万円以上の独身男性は３．５％。競争率は１０倍以上。；３０代前半の独身男性、年収１０００万円以上はわずか０．１４％である。　ほか）
２　実践篇―問題解決のヒント（婚活成功の完全方程式！成果＝出会いの機会×交際成功率×決断力；出会いの機会―出会いは需給バランスのギャップを狙え。理系の研究所、激務の職場、自治体の合コン。；出会いの機会―普通の女性が敬遠する場に勝機あり。アキバ系男子、ＡＫＢのファン、鉄道マニアは深掘りせよ。　ほか）
エピローグ　幸せ実感率は、既婚者のほうが１６％高い。（お酒は、武器；網を持つな。ウツボカズラになれ；数ヶ月遅れの誕生日メール　ほか）

著者等紹介

西口敦［ニシグチアツシ］
楽天グループの結婚情報サービス大手である株式会社オーネットのマーケティング部長。１９６８年香川県生まれ。東京大学法学部卒業。外資コンサルティング（Ａ．Ｔ．カーニー、ボストンコンサルティンググループ）や金融業界（長銀、アメックス、ＵＢＳ）を経て、少子化にストップをかけるべく結婚情報サービスへ転身。婚活最前線での日々の気づきを記した『婚活ブログ　ニッポンの婚活ビジネス最前線』が、人気、グロービス経営大学院客員准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[扉のこちら側]

2017年33冊め。少子化を考えるにあたって、日本においては少子化そのものよりも未婚率についてまず着目する必要があると思う。生涯未婚率20％という未曽有の時代がすぐそこに迫る中、若者は結婚したくないわけではないのだ。ただ「どこかに『いい人』はいないだろうか」と、自分にとっての『いい人』が具体的に描けないまま、素敵な誰かが自分を見出してくれるのを待ちすぎているのだ。本書は「自分だけがトクベツ」と肥大した自意識に、冷静に水をぶっかけてくれるだろう。

2017/01/14

[パフちゃん＠かのん変更]

年収の普通の人を５０％としても、その中で、ルックスも普通、普通の会話が出来る人、身長も普通、学歴も普通・・・と絞り込んでいくと該当者は０．８％。すべての条件がそこそこいいという人でそんなに少ない。まして、年収600万以上とか、高望みするんじゃない。結婚できるのは出会いの機会×交際成功率×決断力。この著書の時代より、生涯未婚率は急速に増え続けている。どうなる日本。

2015/08/30

[コウメ]

女性が男性に求める3高(高身長、高学歴、高収入)はこの本では上位にランクインしておらず、上位3つは「信頼できる」「価値観が近い」「安心出来る」の3つだったが、「同じ価値観」を持つには、また「一緒にいてラク」であるためには相手のことを「信頼できるため」にはものの考え方、日頃触れる情報、交友の範囲、家庭環境や教育環境が似ていないといけない。同じ血が繋がっている兄弟でさえ難しいのに、、、「価値観が合いさえすれば、、、」といった言葉は美しく謙遜しているが非常に難しいのが現実

2021/09/18

[paf ❤︎]

図書館でタイトルに釣られて。サッと拾い読みするつもりが、面白くなって全部読んでしまった。結婚したい（するつもり？）の男女を散々見てきたオーネットのマーケティング部長が、実データに基づいて書いた、コレはもう「婚活本｣。既婚か否か、また男女でも感想は変わるかな。

2021/04/18

[♡♡♡]

男性は女性に個性を求めていない、やさしい、明るい、気が利く、素直、礼儀正しい、面倒見が良い、健康的、癒し系、自分の考えをしっかりもっている、元気な、綺麗好きな、正直、さわやか、控え目、頭が良い、時間を守る、きちんとした、品が良い、がんばりや、知的、社交的、かしこい、まじめ

2015/09/21