出版社内容情報
「鬼武者」「デッドライジング」などミリオンヒットを次々生み出すクリエーターが、その発想法から業界の行方までを書き尽くした1冊。
内容説明
クリエーターとマネージャーの二つの顔を持った「コンセプター」稲船敬二。誰もが、仕事にやる気や情熱を持たなくなっている時代に、なぜ彼は成功し続けることができるのか。その秘密は「コンセプト仕事術」にあった!誰にでもわかりやすく、すぐに実践できる稲船流仕事術のすべてがここにある。
目次
1 ボクはコンセプターになります(会社を辞めました;ゲーム会社は本当にIT企業なの? ほか)
2 コンセプターはどんな仕事をする人か(プロデューサーという仕事;ゲーム業界のプロデューサー第一号 ほか)
3 コンセプトを決めて自分と向き合う(まず覚悟をするところから;言い訳からは、何も生まれない ほか)
4 コンセプトが生まれたらとにかく周りに話す(ボクの発想法;視野を広げる ほか)
5 英語が話せなくても海外で仕事ができる(ボクは英語が話せない;海外を怖がらなくていい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風見鶏
4
『ロックマン』『鬼武者』『デッドライジング』を生み出した男。ロックマンを知らない人はいないでしょう。あの超有名なキャラクターの背景、土壌にはいったい何があったのか。そういった具体的なことは何も語られない。コンセプト仕事術という漠然とした観念を提示され、終始はぐらかすような調子で話が続く。「矛盾」も「コンセプト」にも具体性がなく、トライ&エラーの濃密なエピソードから導き出された『ピクサー流創造するちから』のようなものを期待すると肩透かしに終わってしまう。見た目どおり中身の薄い本だった。非常に残念です。2015/01/31
ふぇるけん
2
カプコンのゲームプロデューサーとして培ったノウハウや考え方をコンパクトにまとめてある本。ゴシック書きがないので、ポイントを注意深く拾った。最後の外国人との付き合い方のところで、「日本」を押し付けない、という言葉があったが、ここは特に日本人がやってしまいそうなところなので気をつけないと。2011/08/16
手押し戦車
1
どんな仕事でもチャレンジしないと新しい世界は見えない。2014/02/23
「もみ太」改め、「上辺つく朗」にしようかなぁ
1
本日、ブックオフ100円コーナーで瞬間買い。流し読み1h。マーカー引けた箇所は少なく残念。も、氏の発想の鍛え方の一片わかる。映画から発想を得る。映画を見て、これよりも面白くするにはどうすればいいのかを常に考える。映画の作り手との仮想戦。主人公をここでこう動かしたほうが面白い。こういうキャラクターを登場させれば世界観が広がるのではと考える。この行為が一番気持ち良い、と。で、思いついたらすぐに人に話す。聞いた人から、おまえの方が面白いと言われたらすごくいい気分なる。子供のころから癖と。2013/07/27
ズカ
1
カプコンのクリエイターとして活躍した稲船さんの仕事の経験をまとめた感じの本です。ゲームよりのお話よりもビジネスについてまとめられた感じの本なので、ゲームに興味がある人は不向きかな? 昔、講義を聞いたときは確かにメモなしで実演していたので、経験をこの本にまとめたんだなぁと思いました。2011/07/03
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