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出版社内容情報
「まだまだ学ぶことがこんなにあったなんて!」曽我部恵一さん絶賛。
中川敬さんのロングインタビューも収録。目印はみうらじゅんさんの表紙
内容説明
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の「フラッシュ」の本当の意味は「核爆発」?「アイ・キャント・ゲット・ノー・サティスファクション」のタイトルには、ミック・ジャガーの黒人文化への深いオマージュが込められていた…etc.ストーンズ世界の背後の、「既成概念」「精神風土」「宗教問題」を明らかにする。中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)との特別対談「ストーンズは何と闘ってきたのか?」も収録。
目次
序章 ジャンピン・ジャック・フラッシュの隠された意味
第1章 彼らはなぜブルースに憧れたのか?
第2章 ギャザーズ・ノー・モス
第3章 ノー・サティスファクション
第4章 ドラッグ禍のなかで
第5章 ルシファーとは何者?
第6章 ふたつの死
第7章 密室の音楽
特別対談 中川敬×今拓海 ストーンズは何と闘ってきたのか?
著者等紹介
今拓海[コンタクミ]
ルポライター。1962年千葉県生まれ。県立成東高校卒業。週刊誌記者を経て、91年より5年半の英国留学。在英中から英国内の音楽、社会問題、パレスチナ問題をはじめ、フットボール(サッカーおよびラグビー)の起源を取材、96年帰国。英国の雑学を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
9
何故か最近ストーンズを再聴し始めた。それが理由か本書を手に取った。JJFについての解釈が面白かった。つか、この曲の歌詞の意味が分からなかった。兎角、今、ストーンズを聴いている。本書はJJF解釈からストーンズの歴史を詳述した作品。2度目の来日の時にアリーナ席に行った記憶がある。アリーナと言っても東京ドーム外野席であったが・・・2021/03/16
y_nagaura
3
ジャンピンジャックフラッシュだけでなく、デビューからならず者までの曲の聴き方がかなり変わります。特にベガーズバンケットが名盤たる所以は目からウロコ。地の塩の冒頭をキースが歌ってる理由も、何百回と聴いてるはずなのに思い至りませんでした。まだまだストーンズ熱は続きそう。2017/09/13
kokada_jnet
3
戦後のイギリス文化を背景にした、「ブルース・マニア」かつ「メッセージ性あるアーティスト」としてのストーンズ像が新鮮。2010/07/09
prefabjubilo
2
ラブユーライブ エルモカンボサイド アナログC面2010/07/19
yoyogi kazuo
1
副題に「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の聴き方が変わる本、とあり、何か画期的な解釈が含まれているのかと思いきや、冒頭部分で歌詞に込められたダブルミーニングについて軽く触れられているだけで、あとはストーンズの歴史についての月並みが記述が続くだけ。それでもストーンズについての知識があまりない自分には興味深い記述もあり、参考にはなったが、山ほど出ている類書の中の一つでしかない。2021/09/26