ひとり語り―女優というものは

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163725604
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「これで、おしまい」と宣言しつつ、まだまだ舞台から離れられない。吉行和子が綴る芝居、母・あぐり、兄・淳之介、妹・理恵の思い出。

内容説明

私は五十年以上も女優という職業に就いている。まさか―?「アンネの日記」から「アプサンス~ある不在~」まで波乱万丈な女優人生。芝居よりも面白い。

目次

衣裳係になるはずが
研究所生活
エイスケの遺した雑誌
あぐりの再婚
下手すぎる
アンネの日記
淳之介の好み
ポーギィとベス
日活映画の大スター
初めての海外旅行
訪中日本新劇団
「民藝」やめたら
早稲田小劇場
商業演劇デビュー
鶴田浩二さんと美輪明宏さん
おすぎとピーコ
蜜の味
妹と二人旅
アメリカ巡回公演
尋問
愛の亡霊
カンヌ映画祭
角栄氏と辻和子さん
女三人の旅
一人芝居
大病
鍼と俳句と借金
オサラバー
MITSUKO
ロンスペルク城
これでおしまい

著者等紹介

吉行和子[ヨシユキカズコ]
女優。エッセイスト。東京生まれ。女子学院高等学校を卒業。在学中に劇団民藝附属水品演劇研究所に入所。1956年「アンネの日記」で初主演。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など、舞台・映画での受賞多数。1984年、『どこまで演れば気がすむの』(潮出版社)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まど

17
吉行さんの気負いのない自然体のところが好き。強く主張しなくても、普通に自分の思う道をスイスイ進んでいるように見えてしまうところが好き。騙されて大変な思いをしても、怨み骨髄みたいなネットリしたところが見えないところも好き。吉行さんらしくて面白いエッセイだった。他の作品も読んでみたい。2011/04/14

雨巫女。@新潮部

6
好きな女優さんでもあり、あぐりさんのお嬢さんでもある。やはり、面白かった。2010/10/23

takao

2
ふむ2023/12/13

藤子

1
吉行さんほどの女優さんでも舞台というものは持ち出しなんだなぁ・・・と 改めて演劇業界の厳しさを痛感しました。 吉行さんにはずーっと役者でいて欲しいなっ♪2012/07/01

アールグレイ

1
テレビで見ていて素敵な方だと思っていたが、文章を読んでもやはり良かった。2010/10/13

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