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加藤和彦ラスト・メッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163722801
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

四十有余年にわたり日本のポップミュージックの可能性の中心であり続けた故人。自死半年前に語ったその音楽的自分史のすべて。

内容説明

不世出のマルチ・ミュージシャンが死の前に語った、青春、音楽、趣味的生活のすべて。

目次

第1章 幼少~高校生まで
第2章 ザ・フォーク・クルセダーズ
第3章 ソロ活動~サディスティック・ミカ・バンド前夜
第4章 サディスティック・ミカ・バンド
第5章 加藤和彦の横顔
第6章 安井かずみとの時代、そして人生観

著者等紹介

松木直也[マツキナオヤ]
雑誌編集者、ライター。1955年仙台市生まれ。桑沢デザイン研究所卒。ロンドン留学後、79年より編集者およびライターとして活動を始め、若者カルチャーを取材。その後、数多くのミュージシャンや音楽関係者たちのインタビューを行う。現在は、「食」を中心とする出版・広告に携わり、また「昭和」の取材に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

15
図書館本。2009年、文藝春秋刊。2009年に自死した加藤和彦さんの最後のインタビュー。加藤さん自ら、著者に働きかけたらしいので、もしかしたら、本人も最後の置き土産のつもりで望んだラストメッセージかも知れません。音楽作りは誰に教わった訳でもなく、天性の才能が有ったのでしょう。教科書にものる色褪せないスタンダード・ナンバー達。周りを気にせずひたすら自分のやりたい事だけに、心血を注ぎ、それは音だけでなく、料理や趣味の車なども同様でした。あちらでは、ユキヒロとファッション談義に花を咲かせているでしょう。2023/06/09

山田太郎

8
パスタゆでるのは硬水じゃないとだめというところが役に立った。量が少ない、まだ、読みたい。遺書もかっこいいけど、悲しすぎ。2011/01/12

たくのみ

4
妹のオープンリールレコーダーで作った『帰ってきたヨッパライ』。フォークルの解散までのエピソードが面白い。ポリスのスティングも知っていたという、サディスティックミカバンド時代の武勇伝。そして妻、安井かずみさんの思い出。私の青春の一曲『不思議なピーチパイ』は2人のコンビネーションが生み出した名曲だった。おしゃれで、シックで、美食家で、女性にモテる。日本のニューミュージックの中心人物。「今日は消えて行くのに、最も良い日だ」という去り方も、まさに加藤さんらしいものだったんですね。2016/10/27

nightowl

3
出生時からサディスティック・ミカ・バンドまでが大半と、食や車などの趣味嗜好に関するインタビューに安井かずみとの時代が少々。エッセイでも読めそうな趣味嗜好関連は敢えて取り上げなくてもよかったような…「あの頃、マリーローランサン」から「BOLERO CALIFORNIA」までが全く触れられていないので寂しい。もうあんなに華やかな音楽は今作り出せないとつくづく思う。2012/07/04

三宅伸弘

2
見えちゃったのかな?出来ちゃったのかな?出来ないと分かっちゃったのかな?見えなくなっちゃったのかな?2018/09/13

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