感動中国!―女ひとり、千里をいく

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163721606
  • NDC分類 292.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界一元気な国・中国。上海の工業地帯から、チベット・東南アジアとの国境周辺まで。リアルな現在を軽妙な文章と美しい写真でレポート。

内容説明

中国の暗部から隠された歴史まで、現地をたどり軽妙な文章と美しい写真でレポート。発展をとげる上海・揚子江の周辺から、世界遺産の安徽省の幽玄な自然、さらにはチベット・東南アジアとの国境周辺まで。

目次

プロローグ おしよせる海―銭塘江と上海
第1章 逆転!華僑の夢は南へ向かう―広東省福建省
第2章 茶馬古道を行く―雲南省
第3章 景徳鎮から中国詩人の桃源郷へ―江西省安徽省
第4章 信じるものは救われるか?金と仏と―山西省

著者等紹介

谷崎光[タニザキヒカリ]
1964年生まれ。武庫川女子大学中退、京都芸術短期大学染織科卒業。中国貿易商社勤務を経て作家に。2001~04年、対外経済貿易大学、北京大学に留学後、北京にて執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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terry

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中国の各地の有名な見所を見て回った著者の生の体験記で、読んでいて興味が尽きない。僕らが若い頃に憧れた歴史と伝統の姿が観光化の中で食い物にされていく姿には胸が痛む。庶民を顧みることにない国家権力と、国を信じない人々の作り出す中国の索漠とした現実に日本に住むことの喜びを感じる、などと書いたら叱られるだろうか。一点、著者の歴史認識に疑問。40ページに中国は”沖縄を日本に渡した”の記述があるが、仲間である沖縄の人に対して失礼ではないだろうか。2017/02/17

shushu

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中国の広さ、多様性を感じる本だった。2015/09/22

msimt

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ぜひ少数民族が山から下りてくるパレードを見てみたいと思った。でもやっぱり中国は一人で行くには危険だし著者のように中国語ができなければおいそれとは行ける国ではないとおもった。 2012/04/21

あんく

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中国にどっぷり浸かっている著者ならではの、表裏を容赦なく書いた中国紀行もの。ふだんの観光旅行ではなかなか行けない場所が多くて、おもしろい。ありきたりだけれど、中国は奥が深い。汚職にまみれて、俗物的で、なにもかもあからさまだけれど、だからこそパワーがあっておもしろいんだという空気が、しっかり伝わってくる。2011/05/07

銀獅子王の憂鬱

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地図を見ながら楽しんで読んだ。紀行ものだが、中国のよいところ、わるいところも判る中国入門書としてもオススメ2010/07/04

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