出版社内容情報
◎脅えるな、株価は永遠には下がらない!
◎日本は「ナンバーワン借金大国から」脱却せよ!
◎官僚組織は独占企業体である!
◎日本が力を発揮すべき温暖化問題
◎農業の保護は「国益」である!
内容説明
日本には丹羽宇一郎がいる!リーマン・ショックからオバマ就任演説まで激動の4ヵ月を熱血分析、ビジネスマン待望の世界経済情勢論を一挙公開。
目次
第1章 我等「愚かなる動物」が起こした国際金融危機(金融危機の淵源はニクソン・ショックにある;「腐った肉の混じったコロッケ」が世界中にばら撒かれた;「根拠なき熱狂」が弾け飛んだ;消えてしまった大手の投資銀行;「底値」というものをどう捉えるか;「もうはまだなり、まだはもうなり」;人間ほど非合理的な判断をする生き物はいない:いかなる経済学も答えを出してはくれない;資本主義の暴走を止めるのは「倫理」しかない;汗出せ、知恵出せ、もっと働け!;オバマボンドの可能性;ドルに代わる基軸通貨はあり得るか;無極化の時代、漂流するリーダーシップ;「金融安定化フォーラム」を強化せよ;日本という船は、沈没寸前だ)
第2章 日本は借金大国から脱却せねばならない(ナンバーワン借金大国・日本;パッチワーク的改革で終わらせるな!;官僚組織は独占企業体である;変わる社会。変わらぬ行政;誰も歩かない歩道は、心を冷えさせる;地方でもできることは地方で行え!;地方は自立の精神を持て!)
第3章 何度でも繰り返す。日本には「人と技術」しかない(「食い逃げ世代」と言われないために;二十一世紀は若者の時代だ;「心の鎖国化」が起きている;人と社会のつながり「ソーシャルキャピタル」を見直せ;「水戦争」はすでに始まっている?;お米だけは絶対に譲ってはならない!;農業は科学の結集である;「High Quality Society」を目指せ!;日本が力を発揮すべき温暖化問題;「混血主義」でアジア市場を狙え!;今こそ日本に「強力なリーダーシップ」を;世界と伍していくために「知恵」を絞れ!)
著者等紹介
丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
1939年、名古屋市生まれ。名古屋大学法学部卒。62年、伊藤忠商事に入社、一貫して食料畑を歩む。68年から9年間のアメリカ駐在を経て、98年に社長就任、99年に約4000億円の不良資産を一括処理しながらも、翌2000年度決算では同社史上最高益(当時)を計上し、世間を瞠目させた。「社長任期6年」の公約どおり、04年から会長に退いて現在に至る。経済財政諮問会議民間議員(06年9月から2年間)、地方分権改革推進委員会委員長(07年4月より)などの政府関係の役職のほか、国連WFP協会(NPO)会長など食糧に関する活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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