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出版社内容情報
谷崎潤一郎に「茉莉子」と名付けられ、成瀬、小津、木下ら巨匠に愛され、吉田喜重監督映画の女神として輝き続ける名女優の自伝。
内容説明
父は夭逝した美男俳優・岡田時彦、名付け親は谷崎潤一郎、デビューは成瀬巳喜男作品。その後も小津安二郎、木下恵介ら巨匠に愛され、出演100本記念作品『秋津温泉』以後は、夫・吉田喜重作品の女神として輝きつづける女優・岡田茉莉子。戦後日本映画史を力強く生きぬいたひとりの女性の「終わりなき物語」。「映画」にささげたこれまでの人生を自らの筆で回顧した渾身の書き下ろし自伝。
目次
色あざやかな光の渦
忘れられない二枚の写真
父の名を書く
戦争の足音が響く
敗戦への道のり
戦後の混乱を生きる
演劇が私を救う
父、岡田時彦の面影と出会う
戦後の終わり
宿命に導かれて〔ほか〕