内容説明
生まれたてなのに態度が部長クラスの娘、名づけて「かんぱ」の成長を余すとこなく観察した、爆笑の子育て苦行エッセイ。
目次
おなかの中のかんぱ(まだ始まってもいねえよ;胎児にも名前を! ほか)
かんぱ誕生~1歳(4・27;なにか問題でも? ほか)
かんぱ1歳~2歳(おたーたん!;目が離せない ほか)
かんぱ2歳~3歳(おやほ;しぇこ! ほか)
著者等紹介
宮藤官九郎[クドウカンクロウ]
1970年生まれ。宮城県出身。91年大人計画に参加。役者として舞台に出演するとともに、「ウーマンリブ」シリーズでは作・演出を手掛ける。2000年「池袋ウエストゲートパーク」で脚本家として脚光を浴び、以後、話題作の脚本を多数手がける。パルコプロデュース『鈍獣』で第49回岸田國士戯曲賞、映画初監督作品『真夜中の弥次さん喜多さん』で05年度新藤兼人賞金賞を受賞。現在は役者、脚本・演出家、構成作家、映画監督として活躍するとともに、パンクバンド「グループ魂」のギタリスト“暴動”としても人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
81
昨年の9月に孫が産まれてかんぱちゃんの成長と重なる。家の子はやっぱり大きいな…かんぱちゃんは色々が早い…まあね、とりあえず元気が一番…とありきたりな感想を持つ。で、今度は自分の子どもたちのことを思い出す。娘は3ヶ月で寝返りをうってスーパーの荷台から落ちて病院に駆け込んだこと。息子はなかなかしゃべらなかったけど気づいたら文章を話してたこと。好きな絵本、お風呂でのあれこれ、おじいちゃん、おばあちゃん。七五三の直前に自分で髪を切ってしまいこちらが泣けてきたこと(娘)子育ては親へのプレゼントだと今になって思う。2024/04/10
takaC
78
クドカンが結婚してるかとか、子供がいるかいないかとか考えた事なかったが、善い感じにおとーさんしてるじゃん。かんぱちゃんはもう小学生かな?2013/09/08
ロッシーニ@めざせ正社員
32
娘のかんぱちゃんが生まれてから3歳になるまでのいろんなエピソードがいちいちおかしいです。何回吹き出したことか(笑) できれば、最近のかんぱちゃん(10歳くらいかな?)の話も読みたいですね。2016/01/14
けんちゃん
24
読友さんのご紹介本。せなけいこさんの表紙に惹かれて…モデルは、主人公(?)のかんぱちゃんなんですって!ご夫婦でうまくバランスを取って、初めての子育てに取り組んでいる様子が、とても微笑ましく、かんぱちゃんの将来が楽しみです。もう小学生?どんな学校生活を送っているのかなぁ…(^^) 保育をしている者から見ると、「え?それって!(◎_◎;)」と言いたくなる部分もあるのですが、実際に見ているわけではないので、しょうもないなぁ…と笑って楽しみました。2012/11/09
まいぽん
23
文春で連載中にところどころ読んでました。『かんぱ』って名前がもうツボです。響きが最高にかわいいと思います。奥さまのお腹の中にいるときにわりと適当な感じで付けた仮の名前、さすがセンスいいですよね。クドカンは売れっ子で多忙だけれども、自由業(とご自分でおっしゃってる)であることを最大限に生かしててかなり良いパパ、イクメンです。両親が生活に仕事を持ち込みまくっているので、かんぱもドラマの場面再現やダンスがお得意。1歳半のかんぱの好きな番組はちい散歩。2歳半過ぎるとちゃんとEテレ見るようになって安堵しました。2024/03/28