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美食のテクノロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163694603
  • NDC分類 596.028
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アラン・デュカス、ミシェル・ブラスら六人のトップ・シェフが語る、美食の哲学と技術を現地取材。世界最高の美食の秘密を厨房からさぐる。

内容説明

’07年11月刊行の『ミシュランガイド東京2008』により、世界基準でいきなり191個の星が輝く美食都市となった東京。そこへ長年にわたって優秀な人材を送りつづけてきた辻調理師専門学校。その校長である辻芳樹が3年をかけて世界のトップシェフ6人を徹底取材、美食を生む現場の秘密がついに明かされる。

目次

1 デーヴィッド・ブーレイ
2 和久田哲也
3 サンティ・サンタマリア
4 ミシェル・ブラス&セバスチャン・ブラス
5 アラン・デュカス
6 高橋英一

著者等紹介

辻芳樹[ツジヨシキ]
1964年、大阪生まれ。12歳で渡英。米国でBA(文学士号)を取得。1993年に父である故辻静雄の跡を継ぎ、辻調理師専門学校校長、辻調グループ校校長に就任。欧米の食の最前線を調査研究し、プロの料理人教育に生かす一方で、日本の食文化の海外への発信にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リュウジ

5
自分は美食家でも料理人でもないし食の知識も大してない。それでもこの本は自分の中に新たな価値観を打ち立てた。内容は世界トップの6人の料理人が料理人になるきっかけとルーツ、料理人としての生き方と考え方を対話を通し導き出す、と書くとただのルポのよう。そうじゃないのは日本最高の料理専門学校の校長である著者は登場する料理人の大半と、彼が食の業界に入る前から友人関係(小学生の頃から知合いも)。さらに面白いのは著者は料理人ではない。そんな彼が世界的料理人に“対等”に話を聞く。料理とはいったい何か、料理はどこへいくのか。2008/02/26

Schunag

1
スノビズムに陥らない平易な語り口はここちよく、軽快な仕立てと綺麗な写真添えでアラン・デュカスはじめ名料理人たちの言葉が楽しめます。こうした分野にくわしくない身には、近年のフレンチの見取り図が見えてありがたくもあり。題名からは《エル・ブリ》とかのサイエンス&エンジニアリング!みたいな印象を受けますが、ここでは「料理哲学」とか「成功のひみつ」的なニュアンスゆえ、美食のイデオロギー/フィロソフィー/エシックス、あたりのほうが実情に近く、そんな題名の含意ほか本書のコンセプトを語る序文や跋文がないのが玉に瑕。2011/12/11

ビビアン

0
三星シェフの生い立ちから、レストラン、料理の特徴、はたまた人材育成まで。 みな素材をいかした料理にこだわる。 新しさと伝統のバランスを取り、 基本を大事にして、工夫をする ふむ。2020/04/16

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