内容説明
マッサージ、ストレッチ、ダイエット、各種サプリにお洋服…「美」は毎日のたゆまぬ努力に支えられる。そして、日常の出来事や、事件について思うことをふわふわとシビアに書き続けてきて…。
目次
パーティーの謎(変わったのか;女の一代記;マイ・コーディネイト ほか)
美のプレッシャー(努力と歓喜;軽井沢の夜;春の幸せ ほか)
女で勝負(叱らないで;検索;離島行けるか!? ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞受賞。98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
20
小説で想像する林さんとエッセイからにじみでる林さん・・・この違いがいいですね~。私の勝手な思い込みとしては女王様のような林さんをイメージしていたのですが、ご主人との会話などを見ると、可愛いところがいっぱいある林さんのようで・・・親近感を覚えました。本当に・・・林さん、きれいになりましたよね~。すっきりさっぱりしたというか・・・でも、小説はコッテリ盛っている気がしますが・・・。表紙が・・・可愛くて・・・エッセイと小説との違いを現わしているような気がしました。2011/03/29
myunclek
7
やっぱ迫力感じるな林真理子。豪快にだらし無さを全面に出しながら、生活は上流。嫌味な部分もあるけれど、天皇制などの話では一転真面目に語り納得させられる。2019/02/25
みな
3
図、合間合間に読むにはもってこい。しかし頼んでいた本が一気にきたので残りも期限までに頑張らないと。2016/01/30
paty
2
小説を読んでる合間に、軽いモノが読みたくなる。ということで、大好きな林真理子さんのエッセイ集。美食とダイエットとお洒落の話。間に社会問題がチョロリ。何も考えずに、笑いながら読める1冊でした。2010/08/06
みーあ
1
「千回です!」に付箋。田辺聖子氏を称して「人間の格が違う、修練が違う、教養の度が違うと諦めてしまった。私など~人生の目方というものが全く出来ていない。~今の日本の中高年、魅力的な人はいっぱいいるが、自然と頭を垂れる人は少なくなった。それだけ人間全体が若くなったということであろう。それは人に説教しなくなったことが大きいのではなかろうか。若い人に説教を垂れる。それはその人の全人格をかける行為であろう。その人が信頼されなくては相手は耳を貸さず、-言葉が心を打たないと最後はそっぽを向かれる。」ドキッ。2016/10/21
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