出版社内容情報
財界の二大リーダーが初めて闘わせた大激論!
米国で鍛えられ、バブル後の荒廃を一掃させた流通と製造の両雄が、日本経済への指針と、若者への熱いメッセージを語り尽くした。
目次
第1章 改革力を身につける(「平等」から「公正」へ、ルールが変わった;高度経済成長期とは、大過なければ自然成長する時代 ほか)
第2章 組織はどうあるべきか(「いらん世話」をやくのも場合によっては効果的である;伊藤忠はもはや「総合商社」ではない ほか)
第3章 要は「人づくり」にある(「語り続ける」ほかに組織改革の打開策はない;「また同じこと言ってる」と思われたらしめたもの ほか)
第4章 トップのあるべき姿とは(トップは自分の手で目標設定を行え;「信」なくして会社は立たない ほか)
第5章 日本の行く末を考える(いつまでも「焼き畑農業」では、日本経済は空洞化する;時代に適合する新しい収益構造を見出せ ほか)
著者等紹介
御手洗冨士夫[ミタライフジオ]
1935年、大分県蒲江町(現・佐伯市)生まれ。61年に中央大学法学部を卒業して、キヤノンカメラ(現・キヤノン)に入社。66年にキヤノンUSAに出向し、79年からは同社社長を務めて89年に帰国。95年にキヤノン社長に就任、「選択と集中」を指針として同社を日本のトップ企業に育て上げる。2006年3月に会長に就任、同5月に社長を退任して日本経団連会長に就任した
丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
1939年、名古屋市生まれ。名古屋大学法学部時代には安保全学連の闘士として知られた。62年、同大学を卒業して伊藤忠商事に入社、以降一貫して食料畑を歩む。68年から9年間、アメリカに駐在。98年に社長就任、翌年に4000億円の不良資産を特損処理、2000年には同社史上最高益(当時)を計上して世間を瞠目させた。「任期6年」の公約どおり04年に会長に退き、05年には代表権も返上した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
貧家ピー
のり
しょうたろう
norio sasada