会社は誰のために

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163683201
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

財界の二大リーダーが初めて闘わせた大激論!
米国で鍛えられ、バブル後の荒廃を一掃させた流通と製造の両雄が、日本経済への指針と、若者への熱いメッセージを語り尽くした。

目次

第1章 改革力を身につける(「平等」から「公正」へ、ルールが変わった;高度経済成長期とは、大過なければ自然成長する時代 ほか)
第2章 組織はどうあるべきか(「いらん世話」をやくのも場合によっては効果的である;伊藤忠はもはや「総合商社」ではない ほか)
第3章 要は「人づくり」にある(「語り続ける」ほかに組織改革の打開策はない;「また同じこと言ってる」と思われたらしめたもの ほか)
第4章 トップのあるべき姿とは(トップは自分の手で目標設定を行え;「信」なくして会社は立たない ほか)
第5章 日本の行く末を考える(いつまでも「焼き畑農業」では、日本経済は空洞化する;時代に適合する新しい収益構造を見出せ ほか)

著者等紹介

御手洗冨士夫[ミタライフジオ]
1935年、大分県蒲江町(現・佐伯市)生まれ。61年に中央大学法学部を卒業して、キヤノンカメラ(現・キヤノン)に入社。66年にキヤノンUSAに出向し、79年からは同社社長を務めて89年に帰国。95年にキヤノン社長に就任、「選択と集中」を指針として同社を日本のトップ企業に育て上げる。2006年3月に会長に就任、同5月に社長を退任して日本経団連会長に就任した

丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
1939年、名古屋市生まれ。名古屋大学法学部時代には安保全学連の闘士として知られた。62年、同大学を卒業して伊藤忠商事に入社、以降一貫して食料畑を歩む。68年から9年間、アメリカに駐在。98年に社長就任、翌年に4000億円の不良資産を特損処理、2000年には同社史上最高益(当時)を計上して世間を瞠目させた。「任期6年」の公約どおり04年に会長に退き、05年には代表権も返上した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

22
丹羽宇一郎さんは好きな経営者である。新聞などで出てくるが この人の言っていることはまともである。ふだん会社組織の一兵卒だと経営層の考えというものになかなか接することができないのだが、商社トップの丹羽さんとキャノンの御手洗富士夫との対談ということで色々と勉強になった。表面的にはソフトに見える丹羽さんなのだが、伊藤忠の社長時代にはバブルの負債を一気に特損処理するなどしており強い芯のある人物。学生時代には安保全学連の闘士という略歴には少し驚き。この本で述べられているご意見も納得感がある部分が多かった。2015/03/28

貧家ピー

4
経営者二人が語る経営論。 キャノンの人材育成原点 「三自の精神」自発・自治・自覚 自ら積極的に行動を起こし、自らを厳しく管理し、なおかつ当事者意識を持って、仕事に携わりなさい。2007/02/21

のり

3
図書館借り本4。一流企業トップの話を聞いて、やる気を上げてみる。2016/09/30

しょうたろう

3
「わが社だけ良ければ」という愛社精神ではなく、社会の利益すなわち愛国心が必要。御手洗さん凄いわ。2011/12/19

norio sasada

1
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/6fa23e7cee84796d7ed741397fd2a6d7 https://note.com/norio0923/n/n1c97f7c7b0c82006/12/12

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