内容説明
「天手古舞」も「我武者羅」も「滅茶滅茶」も四字熟語?そもそも「四字熟語」って、いったい何だ?表題作をはじめ、面白エッセイが満載。
目次
ちょっとヘンだぞ四字熟語
耳の楽しみ探索の旅
県より大きな市ができた
満点パパ鴎外
桑の葉がちがうんや
歌哀し佐久の草笛
強い軍隊ことはじめ
著者等紹介
高島俊男[タカシマトシオ]
1937年生れ、兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国語・中国文学専攻。大学教員をへてフリー。主な著書に『水滸伝と日本人』(大修館書店、第五回大衆文学研究賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マッピー
7
最初のお題が四字熟語。私が学生の頃は『故事成語辞典』はあったけど『四字熟語辞典』はなかったような気がします。「週刊文春」に連載されているコラムをまとめたのがこのシリーズだけど、連載は続くが本にするのはこれで最後と言うことになった。なぜなら本が売れないから。(実際は出版社を変えて、別巻として刊行されています)本が売れないっていうけど、私ずいぶん9巻も10巻も本屋さんで探したけど、出会えなかったんだよ。8巻まではちゃんと買ってたんだから。多分初版の数を減らしたんだろうなあ。こんなに面白い本なのになあ。2017/02/06
カネコ
2
○2012/08/21
たまご
0
これで終わりとは悲しい限り。著者の文はもちろんのこと、「あとからひとこと」に取り上げる読者の感想も面白い。周囲の方との会話の妙といい、類は友を呼ぶと言うことだろうか。2010/01/28