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サレンダー 服従の恍惚

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163678504
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

著者(女性)はニューヨーク・シティ・バレエに十年間在籍した元バレリーナ。さまざまな相手と性の彷徨をするうち、たまたまアナルに挿入され、驚愕します。

「苦痛と恐怖から向こう側の高みへと進む経験を初めて味わっていた」

「ありえないことが、お尻で起こった。いまは神の声を聞こうと一心に耳を傾けていた」
それまで知らなかった快楽を味わうと同時に、幼いころからの父親との確執、キリスト教信仰への疑問など、長いあいだ悩んできた問題が一気にとけていったというのです。

著者は以来、まっすぐにアナル・セックスに突き進み、毎回その経験を書き留めました。じつに二百九十八回におよぶ性交の記録をまとめたのが本書です。
真摯に心理のゆらぎを書き留める著者は、アナル・セックスの具体的な描写においてもまことに生真面目で、恐れることなく行為の逐一をたどり、技術的な注意まで挙げています。
ショッキングな性行為の激しさと波打つナイーブな感情の奔出に圧倒される、類を見ない作品です。

内容説明

ニューヨーク・シティ・バレエで踊っていた著者は性の虚しい遍歴の末、「ある男」に出会い、アナルの歓びを知る。それは人生のトラウマを解消する衝撃的な事件だった。以来著者は一回ごとに体験のすべてを書きとめた。きわめて具体的な描写と精神的な探求が融合した前代未聞の二百九十八回(!)の交合の記録。

目次

神聖なる性交
ことの前
ことの最中
ことのあと

著者等紹介

ベントレー,トニ[ベントレー,トニ][Bentley,Toni]
ニューヨーク・シティ・バレエで十年ダンサーをしていた。多数の著書があり、新聞、雑誌への寄稿、講演活動も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒蜜

1
面白かったというか興味深いというか。この本に説得力をもたせるには、御本人がはまったというアナルセックスの快楽がどんだけイイか、いやもとい、どんだけ精神を解放するかということの描写にかかっていると思うのだが、そこんとこがあっさりしすぎているので、なんか相性ピッタリの男に出会っちゃったからすべてがばからしくなっちゃったわ、みたいな話に読める。どう解放してくれるか、が重要なんじゃん!あとは文章のせいかしら、まったくロマンティックではなく理性的。ところで文春ってこういう性の回顧録みたいな本、結構出してるのね。2021/04/02

46187B

0
これは、実績のあるバレエダンサーがジムで出会った男とのアナルセックスにハマっていったことを、行為直後の記録調の日記と、自己の省察の文章を交互に書いた告白小説だ。バレエというディシプリンな舞踏経験と、キリスト教への不信と信仰で肉付けされたこの小説は一風変わっているが、とても面白い。2014/05/15

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