目次
監督編(ナンバー創刊25周年に寄せて;長嶋茂雄(’94年10月8日)巨人vs.中日 ほか)
野手編(イチロー(’91年7月29日)愛工大名電vs.中京
清原和博(’85年8月21日)PL学園vs.宇部商 ほか)
投手編(野茂英雄(’90年4月29日)近鉄vs.オリックス
山田久志(’86年4月12日)阪急vs.西武 ほか)
ナンバーノンフィクション 西本幸雄と江夏の21球
特別版 スポーツを数字で読む。 ’80年以降最高の選手は誰だ(打者編;投手編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
35
松井と長嶋の日か、一致しているのが興味深い。またKKコンビがともにPL時代の試合を挙げているのも興味深い。巨人が二人を痛めつけ傷つけた結果かもしれないことを巨人フロントはかみしめてほしい。本当の最近の巨人の試合は面白くない。またイチローが高校時代の試合を挙げているのも面白い。彼は日本の試合は魅力的では無かったかもしれない。いかんせん少し古いのが選手の選択にも響いて物足りない。しかしデータで見た落合の凄さが光る。2015/12/27
Humbaba
9
プロ野球には長い歴史がある.そして,その歴史の中で様々な素晴らしい試合が行われてきた.プロの中でも超一流と呼べる選手,監督たちが,それぞれの考えるベストゲームについて語る.その試合を知るものが見れば,当時の感動や興奮を思い起こさせるものとなるだろう.2013/02/04
ユー
8
皆さん記憶力が素晴らしいですね。「技術・心理・記憶・努力」全てを兼ね備える為の原点、又は通過点。その場面への「思い」。2019/07/22
Eiki Natori
7
企画としては面白かったが、大スターに語らせると、Numberほどの取材力や文章力をもってもイマイチな話にしてしまうのが残念。もしくは語り尽くされた話も多かった。そんな中でイチローの話は興味深かった。野球の神様とはいるもんだと思った。前日、コールドゲームで中京の勝利となっていたら、果たして三輪田スカウトの目に止まったのだろうか。同じことを桑田の章でも組み合わせが池田高校でなければ、桑田はこれほど注目された選手だったのだろうか。もしプロから指名されていなかったら、本人どころか球史すら変わっていた。2025/04/13
TCD NOK
5
プロ野球人が選手として、又は監督として最も印象に残った試合を語っている本。自分が大活躍して勝利や優勝に貢献した試合を挙げる選手もいれば、逆に優勝を逃した試合、引退を決意した試合を挙げた選手もいた。イチローなんかは高校の県予選の試合を挙げ、新庄に至ってはスポーツ雑誌のインタビューは一切応じず、編集者会議で「あの試合だろう」と決めて書かれていた。 野球というスポーツは一球ごとに合間があるので、そのときの心理描写や人間臭さが描きやすいんだと思う。それをNumber特有のドラマ仕立てで書かれている。2019/02/01
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