内容説明
試飲対決でフランスワインを完全撃破!マスコミに騙されずに良いワインを選ぶ方法。問題だらけのリストランテとワイン業界を徹底批評。フランスワインより断然美味い、1000円台からのイタリアワイン100本大公開。
目次
第1章 フランスワインを撃破せよ(イタリア×フランス試飲対決!;それでもフランスワインが売れる理由 ほか)
第2章 マスコミに騙されずに良いワインを選ぶ方法(初心者は何から覚えればいいのか;ワインの適正価格とは? ほか)
第3章 リストランテのワインは問題だらけ(ワインが料理より高いなんて!;ソムリエは信用できるのか? ほか)
第4章 日本人のためのイタリアワイン史(キャンティと日本;日本人とイタリア人の違い ほか)
第5章 世界一よくわかる地域別解説(イタリアの2大銘醸地;トップを狙う3地域 ほか)
著者等紹介
川頭義之[カワズヨシユキ]
1962年神奈川県湘南生まれ。明治学院大学卒業。在学中は体育会ラグビー部でFW。卒業後は商社に勤務。留学先のイギリスで妻のジョバンナさんと出会い、イタリアワインに目覚める。96年、勤務先を退社し、夫婦でイタリアワインの輸出斡旋業務を開始。「リーズナブルで真に価値あるワイン」の普及をモットーとする。イタリアソムリエ協会会員。「リアルワインガイド」誌で試飲テスターを務める。父は映画監督・故川頭義郎。俳優・川津祐介は叔父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
u32
1
造り手のインタビューがいい!作者の自然派やフランスワイン、レストランへの気持ちなど疑問に思う点もちらほら。でもそれを補って余りあるインタビュー内容、その作品を造った人の意図が解るのは本当に楽しい。2015/09/08
たけなわ
0
序盤はかなり過激な内容。ただこれはインパクトを与えるためな感じがした。この本の良いところは実際に葡萄畑で働いてる人のインタビュー。そして州毎のおすすめワイナリー。それから低価格帯から高価格帯まで著者のおすすめワイン100本が写真付きで掲載されている点だとおもった。著者も書いているが、文筆家ではないので、多少読みづらいところはあるけれど、実体験に基づいた体当たり的な文章と内容は非常にタメになった。一回読んで終わりではなく、イタリアワインを選ぶ際のガイドとしたいとおもった。2017/05/20
kilroy
0
☆☆2つ。どうも自分の趣味嗜好からいくとフランスよりイタリア。質より量を追い求めてグズグズになった80年代から質を求めて立ち直った90年代以降のイタリアワインはブランド名に胡坐をかいたフランスワインより面白い・・・かも。安いトスカナのモンテ・グエルフォ キャンティクラシコを飲みながら庭で。お次はシチリアワインぢゃあっ! ワインって、メッチャ勉強し甲斐があるな。2015/04/12
カチョカミロ
0
「闘うワイン商、フランスワインに喧嘩売ります!」という帯が印象的ですね。実際にそんな内容になっていて読ませる本でした。イタリアワインについては長所と特徴を余すとろなく紹介しています。3000円以下から特別な日のワインまで『絶対おすすめ100本のワイン』も面白い。読んでいてワクワクする本、「よし、明日、イタリアワインを買ってこよう!」と思わせる本でした! 余談ですが、この本以降、“闘う○○” という言い方を真似したワイン本が増えましたね^^;2012/05/27