内容説明
接吻、貞操帯、初夜権、ペニス・コレクション、同性愛、ロリータ・コンプレックス、足裏くすぐり女、試験婚、一妻多夫、不能裁判…古代、中世から現代までの「性」にまつわる仰天エピソード満載。
目次
1 エロスの章(処女性;初夜権 ほか)
2 結婚の章(花嫁オークション;略奪結婚 ほか)
3 ファッションの章(乳房;定数外乳房 ほか)
4 トイレの章(トイレ;溲瓶 ほか)
著者等紹介
桐生操[キリュウミサオ]
パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学でフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を開始。歴史の裏面に隠された知られざるエピソードを様々な形で紹介
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感想・レビュー
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GAKU
54
中世ヨーロッパを中心とした、下ネタ雑学話。貴族って淫乱、スケベが多かったんですかね? 2018/04/05
やまちゃん
2
恥知らずで自由な貴族たち、毎日楽しそう(笑) ヒマで仕方ないから、破廉恥行為やオシャレに身をやつしたりするんだろうなぁ~と。特に貴婦人たちは労働&家事もしないし、する事は遊びしかないワケで(^^) 馬車に乗るのも大変なほど高く盛った髪の中がノミやシラミだらけだったとか!!(/_;)/~~ お城にはトイレが無い為、パーティー会場や庭園は、糞尿の匂いに満ちていたとか!驚きの歴史に唖然★ 余計な知識ほど、知ると得した気分になったりして(*^^*) これ1冊で裏中世史の物知りになれます☆2014/11/19
宵子
0
世界の性生活とのことだが、18世紀くらいまでのヨーロッパの風俗についてまとめたもの、と言える。そのため、エロ目的よりも、結婚云々や離婚など、当時のファッション、風呂の事情などの項目もある。余談だが、他の世界の~大全に見られる個人のエピソードはあまり載っていない。
こねほ
0
古代ローマから19世紀くらいまでのヨーロッパの貴族の性生活だけじゃなく、服装だったりお手洗いだったり、生活の中のびっくりすることを覗き見しているような本。17世紀フランスには羞恥心というものが存在しなかった、という文で納得!羞恥心や個の意識って、文明と共に発達するものなのかなー。2012/09/02
アイちゃん
0
喫茶店で話題に花咲かすような文体が良い。それでいて私はいちいち相槌を打つ必要も、相手のために灰皿の溜まり具合に気を遣う必要もないのである。私はすっかりコーヒーを飲んで面白い人から興味深い話を聞けたのだ。2012/05/04