シェットランドのちいさなニット―フェアアイル編みの小物づくり

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784416312247
  • NDC分類 594.3
  • Cコード C5077

出版社内容情報

美しいフェアアイル編みをもっと身近に!初心者でも楽しめるポシェットやヘッドバンドなど、本場シェットランド諸島の小物を紹介

フェアアイルの名で知られる模様編みのふるさとは、スコットランドの北の果てに浮かぶシェットランド諸島。島の人々に編み継がれてきたシェットランドニットは、編み物好きの憧れといえるでしょう。本書は、その素朴で繊細な模様編みを自分の手で編むことで、より深く、身近に楽しむための一冊です。とはいえ、いきなりセーターに取り組むのは難しい。そこで、初心者にも挑戦しやすく毎日のくらしに活躍するおしゃれ小物を、シェットランドで最も定評のあるニットショップからセレクトしました。編み図やパターンだけでなく、現地で出会ったそれぞれの作者の顔やアドバイス、さらにシェットランドニットの歴史や島の風景、旅情報も紹介。ニットの聖地ともいえるシェットランドの空気とともにお届けします。

シェットランドニットのヒストリー/美しさの秘密?シェットランドニットの特徴/パールさんのポシェット/あったかヘッドバンド/ウィルマさんの帽子/指出し手袋/バーバラさんのリストウォーマー/マイラさんのキャプ付き手袋・5本指手袋/エリザベスさんのハンドウォーマー/ふわふわニット帽/ニットクッション/シェットランドニットの発信地スパイダーズウェブ/シェットランド毛糸のお店/保存版:1930年代のパターン集/編み物の基本

【著者紹介】
フリー編集者/ライターの山喜多佐知子が命名したSOHOオフィス。1996年、長らく雑誌の世界で活動してきたフォトグラファー武井哲史とともに、シェットランド・シープドッグのルーツを探るべく訪れたシェットランドの写真集制作を機にスタート。以来、おもに書籍やムックの制作など、山喜多/武井を中心にさまざまなクリエイターとチームを組んで取り組んできた。

内容説明

フェアアイル編みのふるさとは、スコットランド最北のシェットランド諸島。そんなニットの聖地から、ビギナーにも取り組みやすいニット小物をセレクト。パターンチャートや編み方のヒントだけでなく、島の風景や旅情報も添えました。

目次

てのひらサイズのポシェット
ほんのりあたたかなヘッドバンド
シッポのあるキャップ
指出し手袋
グラデーションのリストウォーマー
キャップ付き手袋
5本指の手袋
ナチュラルカラーのハンドウォーマー
ロングハンドウォーマー
セーターみたいなクッション
伝統のミニマフラー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

26
なんだか郷愁を誘うよな~とうっとりこのシリーズを拝見しているのですが、妹に言われて気づいたのが、母が昔このパターンのニットを手編みしてくれて、自分は愛用していたようなのです。コロッと忘れていたのですが、写真を見て思い出してビックリしました。単にパターンにひかれた以上のものがあったんですねえ。読みながら胸キュンでした。2019/12/26

ミノムシlove

3
かわいい本。編み物の本としては、“どこのメーカーの何番色”という指定がなく、単純に“グレー、茶色、黒”と色名が書いてあるだけなのが、却って大助かりで、在庫の糸の活用に役立ちます。シェットランド本島の写真集としても良い本。森がなくて草原ばかりの土地は想像してた通りでした。アン・クリーヴスの作品を思い浮かべながらページを繰りました。2022/09/27

tomatona

1
別に編み物がしたいというわけではなく、ただシェットランドの風景とセーターの柄に惹かれて読みました。 シェットランド諸島、行ってみたい〜 羊を飼って、毛糸を紡いだり、染めたりしてみたい〜 そういうテンションがすごく上がる本です。2014/01/08

はなちゃん

1
毎年出るニット本は、ある程度傾向が決まってしまっているように感じるのですが、この本はなかなか気合いが入っています。この厚さにしては実際に作れる作品数が若干少ない気もしますが、それを上回る美しい写真の数々(シェットランドの風景やその場で作っている人々の制作風景など)が創作意欲をかき立ててくれます。長年編み物を続けている人にとっては何よりの励みになることと思います。 この金額でこのボリュームは魅力的です。出版社の努力の賜物でしょう。2012/12/15

こなやぎ

0
専門出版社ではないからか、写真と説明が合ってないような編集ミスのようなものもあったり、編み図の数字情報が乏しかったりと、ニット本としての精度はそんなに高くはないけれど、紹介されている主な小物はシェットランドの現役ニッターのオリジナルデザインだったり、彼女たちへのインタビューに分量を割いてあったり、シェットランドの風土や工芸ミュージアムの紹介などもあって、異色ながら楽しめました。セレクトショップ「スパイダーズウェブ」の、フェアアイルニットがぎっしり並ぶさまは圧巻。多分現地を訪れたら泣いちゃうな。2013/10/21

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