出版社内容情報
聖書は誤解されている、特に日本人に──聖書学専門の出版店主だった著者が"永遠のベストセラー"をさまざまな角度から解説する
内容説明
神と人間との契約―日本人には依然として理解しにくい「聖書」。この“永遠のベストセラー”を該博な知識で分かりやすく解説した労作。
目次
聖書の常識(誤解されている聖書;聖書誕生の秘密;歴史書としての聖書;イスラエル史としての聖書 ほか)
聖書の旅(シナイの真珠;契約の地;鉄と駱駝;倒れた勇士 ほか)
対談―聖書を生み出した風土(森本哲郎;山本七平)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
9
この本は聖書に関する入門書としては最高のものであると感じています。特に「聖書の常識」は聖書を読んでいて違和感を感じる人やあまり言っていることがわからない人などにとってはこの本を読んでみることをお勧めします。また「聖書の旅」は編年体でつづられており一つの歴史の流れを見るようです。パレスチナ問題を理解しようとするといい助けになるのではないかと感じました。2014/01/21
kuppy
1
聖書の旅までは読めなかった。特に断片的だった旧約の知識がつながった。2018/05/11
angelooo7
1
特定の宗教的立場からではない聖書解説書としては、内容がとても深く広い。著者は、聖書を読む前にこの本を読まれる事を想定しているようだが、その割りには、少々内容が難しい。他に、いくつか入門書を読んでからの方が、理解しやすいと思う。2012/08/29
platoon
0
滋味豊かな自然のなかで暮す民族と砂漠で暮す民族2013/04/29
(ま)
0
神との契約と臨在と壮絶さと ボチボチ読んでる聖書 (現在歴代誌) の参考書2021/09/30