出版社内容情報
独裁者漢の武帝の巨大な影の下で運命を笹舟のように揺すぶられる李陵・蘇武・司馬遷。中国歴史のコミック化、好評シリーズ第二弾
内容説明
匈奴との戦いに明け暮れた、漢の武帝の時代。太史令司馬遷は、武帝の前で、匈奴戦で虜囚となった友李陵を弁護して宮刑になった。しかし、彼は頑なに友を信じ、歴史の真実を追求するために、獄中にありながら『史記』を書き続ける。これは、広大なアジア大陸に友情の虹をかけた、李陵、司馬遷、蘇武、任安、４人の男たちの、感動の一大巨篇である。
目次
第１章 蘇武
第２章 司馬遷
第３章 李陵
第４章 匈奴
第５章 宮刑
第６章 胡地
第７章 任安
第８章 虎狩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
このこねこ@年間500冊の乱読家
1
⭐⭐⭐ 解説に平然と「日本でも有名な武将 李陵」と書かれているのが恐ろしい。どうやら『山月記』の中島敦の小説で『李陵』があり、それで有名のようだ。 どちらかというと、一緒に登場する司馬遷の方が知名度は高い気がする。 時代によって、知名度高い偉人も変わってきますね。2022/02/14
