出版社内容情報
日米関係の危機にその友好再建の道を示した「日米兩國民に訴える」を始め、「獨斷的な、餘りに獨斷的な」等、警世の発言全四十一篇!
内容説明
政治とは、外交とは、国家とは、憲法とは?日米関係の危機にその友好再建の道を探った「日米両国民に訴へる」、祝祭日の根拠に史実を求める事の愚かしさを衝いた「紀元節について」他、「当用憲法論」「独断的な、余りに独断的な」等、警世の発言全43篇。
目次
国語審議会に関し文相に訴ふ
紀元節について
及木将軍と旅順攻略戦
当用憲法論
現代国家論
郭沫若氏の心中を想う
知識人とは何か
私の政治教室
民主主義の次に来たるもの
羽仁五郎を叩く
生き甲斐という事
外交を内政に利用するな
東風西風
文学を疑ふ
フィクションという事
言葉の芸術としての演劇
独断的な、余りに独断的な
日米両国民に訴える〔ほか〕