図書館警察

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図書館警察

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  • サイズ A5判/ページ数 415p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784163633404
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

本の返却を忘れたらどんなに怖いとことが起こるか? ポラロイド・カメラの怪とは? 恐怖とブラック・ユーモアの語り部の真骨頂!

内容説明

図書館警察―あの懐かしい薄闇には怖ろしいものが…。サン・ドッグ―異世界を写し出すポラロイド・カメラの怪。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

16
あれ?自転車にこやか整理も印刷所もでてこないよ?ーーというモリミ本への愛は置いといて。この本未読だと思っていたのですが、読んだことあった!サムの少年時代の辛い思い出のシーンで記憶がよみがえりました(子供にこんな酷いことする奴は許さん!!) 内容から考えるとタイトルは図書館司書の方がぴったりですが、やはり「図書館警察」というのはインパクトがすごい。良いタイトルです。2016/03/19

志田健治

14
サン・ドック、おもしろかった〜! 予想外のキャッスルロックもので大興奮でした。ニードフルシングスで完結したと思ってましたからね。中編にもあったんだ、キャッスルロック。キャッスルロックに外れなしですね!あの保安官の名前も出てくるし、ファンは歓喜ですね。ニードフルシングス再読決定です! 表題の図書館警察は、想像していた内容ではありませんでした。なんというか、これもイットやゴーントさんや、キング世界の悪の権化から派生した小品といった感じです。少々期待しすぎだったかも。それにしてもサン・ドックはおもしろかった〜!2016/05/22

一乗寺隼人

12
こちらも再読。『図書館警察』は人の恐怖心を食い物にする魔物、『サン・ドッグ』は異界と通じてしまうカメラと共に異世界との対決もの。こういう一見想像しがたいものを克明に想像させるキングの脂がベトベトに乗った頃の作品は大好物です。ごちそうさまでした。2019/08/30

α0350α

12
図書館で借りて読みました。京都の大学にいるヤツと同じようなことをしているはずなのにこっちは怖かったです。ポラロイドの方もそうですが、自分ではどうにもならないところで状況がどんどん悪くなっていくのはたまらないですね。長編2作読み終わった気分です。2015/07/02

ベック

8
表題作はこのタイトルがなんとも魅力的。中身も子ども特有の意味づけの恐怖が不気味に描かれていて、血でグチャグチャの話より数倍エグい印象をもった。人間の根源に関わる恐怖が描かれていたように思う。「サン・ドッグ」も、もどかしい不気味さを感じさせる好編。あのキャッスルロックの崩壊への序曲なのだが、これを読んでから「ニードフル・シングス」を読めばよかった。

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