内容説明
小説はこんなにおもしろい。文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー。
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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初雪ハロー
121
一気に読了しました。林さん、良かった。2018/12/24
jima
21
短編6作品。大正から昭和の都会、田舎の少女たちが主人公。2015/12/13
ばいきんまん
11
'14.4-4(57)大正〜昭和の様子が目に浮かぶようで『赤い鳥』が好きでした。すごく働き者なのに身だしなみに余念のない所、教育方針(この時代で!)、子供たちへの愛情、気持ちをきちんと切り替えられる点など...すべてにおいて芙美(万亀の母親)はすごいと思いました!2014/04/07
はるき
10
初読・林真理子さん。少し時代が古いんだけど、女性の本質は永遠に変わらない。でもこれ子供向けなわけだけど、女の子たちに分かるかな?2015/09/15
くらげ@
9
(☆☆☆)読んでいてやや暗い気持ちになる話が多かった印象をうけました。いくつか長編の中の一つだったものもあるようなので、他の作品も読んでみようかと思います。2013/07/10