内容説明
元気いっぱいの泰三と栄吾は、人々に恐れられている「仙人山」に登ることを決めた。初めて踏み入った山の中は、見たことのない景色ばかり。谷川での水遊び、おとぎの国のような草のジュータン、見下ろした家々は米粒のよう。たどり着いた頂上で、仙人が封印したという鬼の墓を見つけてしまった二人に、恐ろしい試練が立ちはだかる。はたして二人は無事に戻ってくることができるのか?小学校最後の夏休み、二人の少年の冒険物語。
著者等紹介
えいみち[エイミチ]
1956年兵庫県養父市出身。県立高校卒業後、地元で就職、その後結婚し、専業主婦として過ごす。初孫が生まれ、孫に物語を作って聞かせたいと思ったのがきっかけで、童話創作活動を始める
川瀬聖香[カワセキヨカ]
1971年神奈川県出身。版画家。昭和女子大英米文学科卒業後、フリーの版画家として活動を始める。昔話や伝承、妖怪をモチーフとしたゴム版画という独自のスタイルを築きあげた。1999年「銀座山縣画廊」と、2001年「東京交通会館」で個展を開く。一度見たら忘れられない画風は人の心をつかみ、現在、多岐に渡って活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 古代思想の研究