内容説明
72人の作家の肖像とオマージュに加えて、銅版画を選んだ理由、好きな本のかたち、文豪との「戯れ方」、アートの挑戦…美術家・山本容子のすべてがここにあります。
目次
本の話(カポーティへ、カポーティから;リア、ヴィアン、チャペックへのごあいさつ;ジョイスと遊ぶ、シェイクスピアを覗き見する;文豪たちと戯れる;変容するジャン・コクトー)
人の話(菊池寛;シェイクスピア;芥川龍之介 ほか)
絵の話(私の銅版画の世界;波打ち際で戯れる;好きな美術家たち)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
80
          
            お気に入りさんから見つけた一冊です。銅版画家・山本容子さんの芸術論や雑感など様々な想いがつづられていました。挿絵を手がけた本、影響を与えられた人物、銅版画の方法や技術などを覗けるのは貴重だと思います。本や絵、人から素敵を沢山感じ取り、それをそのまま銅版画に写し出している方だと感じました。色々な話が刺激的で興味が尽きません。2015/11/10
          
        ネロリ
4
          
            プロの信念とプライドが強く見えた。絵画の構図に関する理論や、著名作家についてのエピソードの紹介が面白かった。絵画展を見に行きたい気分。2011/05/19
          
        星落秋風五丈原
3
          
            「本の話」創刊号から7年間書いてきた作家の肖像画に、200字程度のコメントをつけたものが「人の話」セクションに収録。2006/04/16
          
        littlelielittle
1
          
            他の道のプロが書いた文章すき。2014/07/14
          
        てまり
1
          
            様々な本の表紙絵や挿絵を手がけている彼女は、私など読んでもいないのに「今さら」と思ってしまうような、古今東西の名作のおもしろさを伝えてくれる。彼女は本や絵、人からも、たくさんのすてきを受け取り、新たなすてきとして表現している人だ。2004/07/22
          
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                  - 電子書籍
 
- 経済界2018年1月号



 
               
               
              


