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内容説明
2000年6月の衆議院選挙。自由党党首小沢一郎が殴られカツを入れられるCMに人々は驚く。つねに影にあって、政治の流れを決めてきた小沢はなぜ、表舞台に立つようになったのか?米国で始まったテレビを駆使する「視せる」政治は、92年「改革の旗手」細川護煕によって、日本に輸入された。大衆の印象を操作し、存在以上の影響力をふるう方法は何か。永田町とワシントン、ふたつの政治の都の深部を取材したジャーナリストが報告する。
目次
第1部 視える政治(小沢一郎はなぜTVで殴られたか;ハリウッドがクリントンを演出した;細川護煕は国民を誘惑した;橋本龍太郎の「夢を持とうよ」)
第2部 視えない政治(エリートの集う昼食;米国政治の裏回廊―ザ・クラブ;権力者たちの家;裏舞台の男たち;永田町の情報戦)
著者等紹介
鈴木美勝[スズキヨシカツ]
1952年茨城県生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、時事通信社に入社。三木、福田、鈴木各首相番ののち、社会党や自民党河本派、田中派、宏池会の担当を歴任。防衛庁、外務省も担当し安保・外交を専門分野に。1990年6月からはワシントン特派員としてブッシュ、クリントン両政権をカバーした。1994年秋から再び永田町に戻り、変化する日本の政治を敏感にフォローした
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