内容説明
韓国の現役高級官僚の大胆提言。韓国人が知っている日本人は、侵略や掠奪した植民地時代の「過去の日本人」に過ぎない。いまわれわれが知るべき日本人は、敗戦の廃墟から立ち上がり、今日の豊かな経済大国を作り上げた「今日の日本人」である。
目次
序章 重症の韓国病
第1章 団結精神と集団主義
第2章 質素でむだのない合理主義
第3章 秩序と安全を守る規範意識
第4章 平等と人間教育をめざす学校教育
第5章 技術重視と完璧主義
第6章 併存する独自文化と外来文化
第7章 親切、まごころ、礼儀の国日本
著者等紹介
李銅〓[イドンフン]
1954年、韓国慶尚南道河東生まれ。ソウル大学政治学科卒業後、行政高等文官試験に合格、経済企画院事務官となる。アメリカ、コロラド大学に留学、経済学修士号を取得。帰国後、国務総理行政調整室長、大統領経済秘書室経済主席補佐官、経済企画院社会開発計画課長、経済企画院福祉生活課長などを歴任。94年、アジア経済研究所客員研究員として3年間日本に滞在。帰国後、経済企画院予算委員会秘書室室長などを経て、現在、公正去来(取引)委員会課長
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