出版社内容情報
『七人の侍』打ち上げの日に生れ、この１５年、黒澤家のシェフを務めた娘ゆえに書けた知られざる巨匠の真実。心温まる父娘の愛情物語
内容説明
私の歳、学年はおろか、通う学校の名さえ知らなかった父。離婚して二年も経ってから「和子は独り者か？」と訊いた父。売り食いの生活状況など露知らず、贄沢三昧していた父。孫の初節句の鮨飯を、団扇であおいで冷ましてくれた父。初めて明かされる家庭人クロサワ。
目次
第１章 狛江の家から
第２章 とんでもない家族
第３章 黒沢明が愛した女たち
第４章 カンヌへ
第５章 娘の幸せ
第６章 黒沢明の生態
第７章 夢
第８章 枕許の日々
第９章 お別れの会
第１０章 雨あがる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊千代
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娘の視点で書いてあるので他の黒澤本とはまた違ったエピソードが楽しめる。
