出版社内容情報
世界一臭いカンヅメの味、奇酒「男根酒」、四十年物の熟れずし、幻の真ダラの腸詰め……世界を食い尽くすグルマン小泉の抱腹食物エッセイ
内容説明
世界一臭いエイ料理、40年ものの熟鮓の味、アメフラシの卵料理、猿の頭そっくりのキノコ、楽しいカラスミの造り方、中国の奇酒いろいろ…TVでもお馴染み、小泉先生による抱腹絶倒の、奇食・怪食・美食てんこもりの旅。
目次
ニンニク食いの心理
地獄のカンヅメ
カモ食い大魔王
貝人二十面相
世界一臭いエイ
干物とワインの不思議な関係
サクラ肉は馬勝った
ウナギ丸かじり
私はメン食いである
羊男まどろむ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ko
1
この方の本を読んでると、ホントに食欲が湧く。食に対する純粋な愛情が感じられる。批判めいた事はなく、でも感情的になり過ぎずしっかりとした文体で食を説明している。食べてる時の表現は、美味しんぼみたい。発酵は素晴らしい2014/07/17
芸術家くーまん843
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■小泉武夫:1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学卒。東京農業大学名誉教授。発酵学者。文筆家。食の紀行ですが、珍味佳肴を求め世界中を飛び回ります。食材に合った酒のチョイスもおてのもの。生焼けのうなぎも毒きのこも酒で中和させてしまい、翌朝の嘔吐は、食あたりかと思いきや飲みすぎだったという鯨飲大食ぶり。そんな小泉先生に敬意を表して醸すメニューを紹介します。スウェーデンには、有名なシュール・ストレンミングという缶詰があります。臭いので有名な缶詰です。ニシンの身をおろして調味料を入れ缶詰にして発酵させま2012/10/28