出版社内容情報
大不況のなかにあって元気印の三社、ソニー、ホンダ、富士フイルムの社長に経営のあり方をインタビュー。不況に喘ぐ会社の必読書
内容説明
大不況をどう生き延びるか。ソニー、ホンダ、富士フイルムの社長に連続インタビュー。文芸春秋読者賞受賞作「本田宗一郎は泣いている」を併録する。
目次
勝つ経営(連続インタビュー)(出井伸之(ソニー)
吉野浩行(本田技研工業)
宗雪雅幸(富士フイルム)
インタビューを終えて)
本田宗一郎は泣いている
朝風を運ぶ人々―日本人が失ったもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オカヤン
1
城山三郎。h11年出版。当時の本田技研、ソニー、富士フィルムを取材してる。筆者は本田宗一郎がかなり好きみたい。富士フィルムがアメリカで訴訟を起こされた時、ロースクールに留学したことのある社員が活躍したとのこと。勝ち抜く企業の準備ってすさまじい。。2014/09/26
コホーー
0
出井元ソニー社長・会長の「後発でも構わず入っておけば、十年もしたら後だなんて誰も思わない。トップになることも可能。」、「東インド会社は、若い人を世界中に派遣して商売をやらせた。これが最高のマネージメントスクールだと思う。」や本田宗一郎の「トヨタや日産が何だ」とぶつ入社式のエピソード、会社を私物化しない、利益第一主義とは対極にある心の経営などがよかったですね。2013/02/25