現代史の争点

秦 郁彦【著】

文藝春秋（1998/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 312p／高さ 20cm
• 商品コード 9784163540603
• NDC分類 210.7
• Cコード C0021

出版社内容情報

南京事件、七三一部隊、慰安婦問題、家永教科書裁判など、現代史の論争点を、左右に偏することなく冷静な眼で検証した画期的労作！

内容説明

「事実」を歪める歴史解釈を裁く！注目の歴史論争における史実歪曲のトリックとレトリックを鮮やかに見破った快著。菊池寛賞受賞の『昭和史の謎を追う』に続く話題作。「自虐史観」「修正主義史観」を超えて―。

目次

１　南京事件と慰安婦問題
２　家永裁判と教科書論争
３　太平洋戦争と歴史認識
４　情報公開とプライバシー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[惰性人]

中道を自認する歴史学者による、戦争責任や従軍慰安婦、自虐的歴史観などの争点に関する論文集。歴史の論文は言葉と論理と出典が大切なんだなぁ。

2008/11/05