若い読者のための短編小説案内

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若い読者のための短編小説案内

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163533209
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一──、日本の六人の代表的な作家の小説を、村上春樹が縦横無尽に読み解く。目を洗われる文学論

内容説明

吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一…、戦後の日本文学の短編を、定説の垢を落として、まったく新しい視点から村上春樹が読み解きます。

目次

吉行淳之介「水の畔り」
小島信夫「馬」
安岡章太郎「ガラスの靴」
庄野潤三「静物」
丸谷才一「樹影譚」
長谷川四郎「阿久正の話」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

24
再読。ブックガイドではなく小説の読み方指南本。けっこう難しい。元の小説を読んでいないとよくわからないが、元の小説を読んでも、やっぱりよくわからない。これくらいの読解力があって初めて村上春樹の小説も理解できるのだろう。2016/02/18

那由田 忠

21
吉行淳之介や安岡章太郎など全然読んだことがないので、正直内容を判断できない。ただ、村上さんの小説的な発想のいろいろなあり様が見えて面白かった。不思議なストーリーの短編が多いように観じた。ところで、ここにあげられた短編を「若い読者」がどのくらい読むのだろうかと疑問に思った。2019/05/27

sashawakakasu

7
阿久正の話が図書館になく、中古も高かったのでこの講義は欠席しました。庄野潤三の小説にとても興味を持った。第三の新人というグループについてはまったく知らなかったが、この本を読んで少し理解できた。2020/07/28

c3po2006

5
★★★★2018/11/05

Asako Nakamura

5
私はもうとっくに若い読者ではありませんが、食わず嫌いだった丸谷才一、吉行淳之介など、読んでみようかと思います。同じ作家の目線からの読み方が新鮮でした。2015/05/16

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