ニホン語日記〈2〉

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ニホン語日記〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163524009
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本語の不思議、奇怪、魅力を語りつづけるこの著者の、創意にみちたコラム五十講。「ら抜き言葉」をはじめ変貌する言葉の観察日記

内容説明

ニホン語の不思議、奇怪、魅力を語りつづけるこの著者の、創意に満ちたコラム五十講。「ら抜き言葉」をはじめ変貌する言葉の観察日記。

目次

すみません
読み書き並行論
文庫で始まり文庫で終わった日
日本海をどう呼ぶか
へんちき認識論
新方言時代
「ら抜き」と「さ入れ」
「お言葉」考
便利語
西風東漸〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kokopelli

30
この本は面白いのだが、内容が日本語についてさまざま述べているコラムなので、じっくりと読んでしまい時間を要してしまう。今回は時代背景としてはバブル崩壊とその後といったあたりである。だから若い女性の間で流行っていたポケベルでのメッセージのやり取りなんていうのも出てきた。ら抜き言葉・さ入れ言葉や、小股の切れ上がった女の小股ってどこ問題、大地震はオオジシンかダイジシンか問題など楽しく読んだ。白眉は「今どきの高校生は・・・」の回での高校生の金言、「『最近の若い人』を育てのは誰なんだい」の一言。おっしゃる通りですな。2024/02/18

matsu2015

1
2019年現在でも通用するような話が盛りだくさん。らぬき言葉、ヴの発音表記。いちいち深くて楽しい。2019/03/27

subuta

0
日本語についてのウンチクは、別の本でも述べていた内容が結構あり、作者のこだわりの再確認となった。それよりも、米不足や阪神大震災など時事問題への問題提起が、今でも通じそうなところがあり考えさせられた。2016/05/15

Gen Kato

0
20年以上前に書かれたエッセイではあるが、勘所は古びていない。(完全になくなっちゃったのはポケベル語くらいです) ひさし先生の作家としての覚悟が随所ににじみ出た名著。ことに「ひどい年」の後半は3・11の後に読むと胸に刺さる。ユーモア交じりではあるが、舌鋒は鋭い。悪魔くん騒動など、現在のキラキラネーム流行りの予兆のような事件に対しても、その態度は明快かつゆるぎない。つくづくもっと長生きしてほしかった…2014/10/05

Maumim

0
1998年9月18日読了。

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