出版社内容情報
現代漫画の元祖であり、岡本かの子との奇妙な夫婦関係でも知られる岡本一平の生涯を、百点以上の漫画をまじえて漫画評論家が描く
内容説明
現代日本漫画の基礎を築いた人。「第二の漱石」と謳われた名文家。岡本かの子との世にも奇妙な夫婦関係。大正から昭和初期、一世を風靡した人気漫画家の波瀾に満ちた数奇な生涯を記す力作評伝。
目次
第１章 画と小説のはざまで
第２章 漱石の激賞
第３章 一躍人気漫画家に
第４章 漫画は世界語
第５章 間一髪、大震災を逃れる
第６章 一平塾に集う若手漫画家
第７章 欧州マンガ留学
第８章 小説家・かの子の陰で
第９章 戦争の時代
第１０章 小説家をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまもちペタお
1
歴史に名を残す人々は何か新しいことをやっている傾向があるように思うので、漫画がこの先そういった人たちの手によってどのような変容を遂げていくのか楽しみであります。2023/01/05
