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出版社内容情報
少年少女五十余人を残虐きわまりない手口で殺した殺人鬼を逮捕、自白に追いこんだ特別取調官の執念を描いた小説風ドキュメント!
内容説明
辺境ロシアの森と泥土が生んだ連続殺人鬼。戦慄の二重生活を追い、捕え、自白に追いこんだ取調官の目で明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
penguin
3
「チャイルド44」訳者あとがきで、参考文献として挙げられていた一冊。取調官とチカチロの心理戦的な趣がある描写が多く、「子供たちは森に消えた」より取っ掛かり易い印象です。2009/09/23
takao
2
ふむ2021/08/17
セロリ
2
ノンフィクションだが、小説的な運びで読みやすかった。ロシアという国のシステムが、どれだけ多くの冤罪を作ってきたのか、また一方ではそのことを問題と取り上げ、冤罪によって処罰される人が生まれないように努力する人がいたことなどが、伝わってきた。それにしてもこんなこと、普通の人間が行えるものなのだろうか?2011/03/13
Chunko
1
ロシアの連続殺人犯の話(ノンフィクション)。殺された人のことは一切書かれていなくて、さくさくと殺していくので、なんか実感がわかず…「少年たちは森に消えた」も読んでみたい。1995/09/07
kurousagi
1
チャイルド44が面白かったのでこちらも。自供によると55人殺したそうで小説より酷過ぎ。取調官が見た「自己憐憫の傲慢さ。脆弱な心が夢見る復讐」というのが印象的。殺人鬼チカチロの発する臭いの正体は追及してほしかった。「国家の秘密主義のせいで公開捜査できず真相究明は二の次で邪魔者はまず逮捕し無実の人間を処刑」というのは、今の日本が目指す理想の国家像なのではなかろうか。2015/08/18
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