出版社内容情報
政治不信が叫ばれる昨今、後藤田法相が注目を浴びている。元警察官僚と忌避されつつ、その見識が期待される男の78年の軌跡と実像
内容説明
かつては「タカ派の元警察官僚」、「カミソリ」と畏怖された彼が、いま「政治改革のシンボル」として、自民・非自民双方の敬意を一身に集めている。変貌したのは、彼か、政治か。その79年の歩みを追いつつ、気骨ある政治家の全貌を描く。
目次
序章 峠の記憶
第1章 現実を見る少年の目
第2章 国家への素朴な問い
第3章 自立した旧内務官僚の道
第4章 治安の総帥としての素顔
第5章 「指導者の黒子」という衣
第6章 官房長官の闘い
第7章 政治改革とその時代
終章 幻の「後藤田内閣」
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