ミステリーでも奇術でも

ミステリーでも奇術でも

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163437002
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ミステリー作家、奇術愛好家、紋章上絵師。敗戦後の世相を踏まえて生いたちに触れ、泡坂氏の三つの顔を浮き彫りにしたエッセイ集

内容説明

ミステリーでも奇術でも名人芸の著者が、多彩なトリックの妙味に触れ、からくりの魔力であなたを摩訶不思議な虚構の世界にいざなう、自伝的エッセイ集。

目次

すぎれば過去はおかしくて(元日随想;パンジュウ屋;ハイカラな床屋さん;思い出の曲;焼跡より;酒との出会い ほか)
いつでも奇術はおもしろく(わが青春の一冊『奇術種あかし』;奇術の仲間;奇術修業のころ;奇術の効用;パズルと奇術;トリックと種あかし ほか)
とかくミステリーはむずかしい(ランポ→乱歩→乱歩;ミステリーを読む暇もなかった;処女作の頃;ペンネームの由来;ブラウン神父と私;「煙の殺意」のころ;暗号三昧 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お笑いループシュート

1
戦後の定時制高校に通いながらの会社勤めの話は、『春のとなり』にも実体験そのままに書かれていますね。 父親が要領が良くなくて、貧乏で全日制の高校に通えず、会社も定時制高校を卒業後にすぐに倒産して失業者になったりと、暗澹たる気持ちになるのに、どこか呑気な感じがするのは、泡坂さんの人柄なのでしょうか。 三姉妹の父親って(しかも下の二人は双子)、相当肩身の狭い想いをしたはずであろうに、それを感じさせないのも。。。2017/12/28

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