アウト老のすすめ

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アウト老のすすめ

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  • サイズ B40判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163919751
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アウト老(ロー)とは、はみ出し老人のことなり。
大人げないまま新型高齢者となったみうらじゅんの珍妙な日常や妄想、愛のメモリーがてんこ盛り! 息苦しい社会に風穴を開ける珠玉のエッセイ集。

おさるのジョージがどんな騒動を起こしても怒らない“黄色い帽子のおじさん”を見習おうとする「ありがたき無怒菩薩」、二十歳になったレッサーパンダの風太くんに約20年ぶりに会いにいく「真夏の再訪」、トム・クルーズと彼の母との会話を妄想する「オカンとトムと、時々、バイク」、浪人生だった1978年にボブ・ディランの来日コンサートのチケットをプレゼントしてくれた彼女との思い出「君が僕にくれたもの」、突然届いた”叶美香と申します“というメールにドギマギする「ファビュラスなメール」、毎晩いっしょに寝ている鹿の抱き枕の気持ちになって綴った「夜な夜な抱かれています」ほか、笑えてたまにキュンとくる95本のエッセイを収録。

著者の「アウト老」な生き方や思考を参考にすれば、人生が面白くなること間違いなし!
「週刊文春」人気連載を書籍化。

内容説明

アウト老とははみ出し老人のことなり。人生を面白くするのも、つまらなくするのも、自分次第。息苦しい社会に風穴を開ける珠玉のエッセイ95本。

目次

ありがたき無怒菩薩
じょうもうくんの奇跡
君の名は…
ピーポくんの“ピー”
突撃!キンツーバ
二股報道
君のホクロを数えましょう
「おかず」
悶々VSスポーツ
エロ神の責任
I can’t get no satisfaction!
マドロス詐欺にご用心!
『週刊ザテレビジョン』と駆け出し時代
マリモの適温
ラクエルさん!
最中に夢中
阿弥陀様はお見通し
アナタHaaaan!!!
ヒーローへの手紙
ラスト・ザシタレの嘆き〔ほか〕

著者等紹介

みうらじゅん[ミウラジュン]
1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以来、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして幅広く活躍。1997年、造語「マイブーム」が新語・流行語大賞受賞語に。「ゆるキャラ」の命名者でもある。2005年、日本映画批評家大賞功労賞受賞。2018年、仏教伝道文化賞沼田奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

41
「すすめ」とあるが具体的な指南ではなく、老境に入りつつある筆者の最新動向を楽しむエッセイ。特に「ブンバイの悲劇」に笑い止まらず。かつて地名の音の響きに魅せられて訪れ、駅ビルMINANOで過ごした午後が忘れられない。皆様もブンバイ、もとい分倍河原へぜひ。2025/06/10

阿部義彦

22
どこの本屋でも見つからなかった本、先日ようやく三刷のを定期の本屋巡りをしていて、三軒目の本屋で発見!週刊文春での連載からの抜粋に加筆、修正を加えたもです。みうらさん印税生活まっしぐらか?例のスクラップブックが800冊を突破には、継続とは力なりを実感。『ザシタレ』と言う新しいジャンル、雑誌タレントとはうまい命名ですね。いとうせいこう、杉作J太郎、なんかも仲間でしょうか。色んなジェネレーションギャップの小ネタもかなり笑えました。タレントアーチストのadoと言えば当然両手にマジックの水森亜土ちゃんですよね。笑2025/05/18

えとろん

15
書き下ろしかと思っていたが、週刊文春連載中の「人生エロエロ」の抜粋編。もうすぐ古希だというのにどうにもならない煩悩を垂れ流すしょうもなさ。はっきり言って好きです。2025/06/15

チバ

5
出版にあたりいつもより露出が多めだったので手に取った。とにかく老いることについて語ってくれているのかと期待したがエッセイのまとめ本だった。今回このワンちゃんがいつも一緒なのはどうしてなんだろう。「ブンバイの悲劇」が一番好き。2025/06/09

ビーグル犬大吉

4
多少、下品さはあるが楽しめた。オススメは「おかず」「“がん”or“かり”」「バターでダメならマーガリン」[目の正月」。切手収集は当時ブームでした。『プレイガール』は見たくても見られなかった。給食のマーガリンはランドセルの中がベトベトになってマジで不快でした(笑)。エロ本の無修正をマーガリンで塗るとマジックが消える噂とか、本気で信じていた時代が懐かしい。老いるショックなど面白い造語もあって、世代が近い人には昭和を楽しめる。本業がイラストレーターだけにイラストは上手だが、カラーならもっとよかった。続編を期待。2025/06/11

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