出版社内容情報
四半世紀以前にアメリカへ絵を学びに渡り、アメリカ人と結婚した著者が、その'国際摩擦'と日本の閉鎖性をユーモアを交えて語る
内容説明
30年の昔、著者は絵を学ぶために単身アメリカへ渡った。以来、蝶々夫人ならぬ毛虫夫人(マダム・キャタピラー)と呼ばれ、料理、付合いから花火の打上げ方にまで、一々“文化摩擦”をあじわう。日本へ里帰りするとこれまた腹の立つことばかり…。
目次
如何にしてマダム・キャタピラーになりしか
私のピンカートン
ウェルカム・バック・トゥ・L.A.
独立記念日
イラン・コントラ・スキャンダル
狸の置士産
老らくの恋用の名刺
法律は誰のため?
学会ラッシュ
宗教とは?
日本は遠くなりにけり
或る在留邦人の嘆き
郵便局にて
言葉の三重苦
息子たち
スーパーマーケット
再び驚いたこと
悲しい日曜日
男の自立
サービス精神
パーティーにて
12月7日
総領の甚六武者修業 ほか