出版社内容情報
歴史は誤算の軌跡だという。この世紀を代表する軍事・政事上の巨人たちの誤れる選択と決断が歴史に残した歪みを辿る異色読物。戦史的思考で構成するリーダー論！
内容説明
誤算を生みだす思考とは何か。指導者・組織・人。１１の戦史にうかがう１１の失敗。
目次
維新の誤算―西郷隆盛の影
「王」たちの誤算―ヒトラー支援
アメリカン・デモクラシーの誤算―ルーズベルトの理想
「平和国家」の誤算―フランスの“栄光”
『菊と刀』の誤算―日米関係の起点
靴と刀の誤算―日本的戦術思想の固定
陸海軍並立の誤算―国防力の分裂
暗号と情報の誤算―戦略の屈折
諜報の誤算―政略の弱化
「組織と人」の誤算―個人の否認
「政治と軍事」の誤算―パットン将軍の死
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コラッジョ
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「誤算」というのはなぜ起こるのか。 先の大戦を事例に考察した本である。2016/05/24
