出版社内容情報
ムッソリーニ、法王庁、中道左派政権─ご存じイタリア式政治社会風俗の一大狂詩曲が奏でる洒落と発想の宝庫へと読者を招待する
感想・レビュー
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星落秋風五丈原
17
ムッソリーニ、法王庁、中道左派政権─ご存じイタリア式政治社会風俗の一大狂詩曲が奏でる洒落と発想の宝庫へと読者を招待する2003/07/21
lily
11
カトリック本家でありながら日本人になじみの薄いイタリアを政治や国民性の観点から語り尽くす。「政府は変わっても政治は変わらない」と揶揄される中道左派連立政権のグダグダ感がよく伝わった。世界史でも人民戦線は不安定なイメージがあるが、そういうことね…わけわからん官僚ポストをこき下ろす塩野節に笑ってしまった。ムッソリーニがドイツ的国民性を求めるがゆえ凋落していく流れも分かりやすい。「民衆の声はすべからく聴くべきである。それに加え、多くのことを他人に任せられる技量。この能力を指導者は持ってこそ一流といえよう。」2025/05/26
Chunko
0
ずいぶん前に古本市で買ってからほってあったやつが。意外と政治(しかも現代の)の話ばっかりで、ちょっと読みづらかった。やっぱり歴史上の政治とかの話の方がすき…貴族とか…。またいつか読んでみたらわかるかも。1993/02/17
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- 和書
- 原子朗詩集 現代詩人文庫