円朝の女

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163286907
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸と明治を半分ずつ生きた落語界のスーパースター、三遊亭円朝。彼を取り巻く5人の女と、新しい時代の幕開けを哀惜こめて描く

内容説明

江戸から明治へ。時代の節目に、男が変わる、女が変わる…。「牡丹燈籠」や「真景累ヶ淵」などの怪談噺をはじめ、「文七元結」「塩原多助」など数々の創作落語を残し、近代落語の祖と言われる落語界のスーパースター、三遊亭円朝。江戸から明治へ、幕府の崩壊によりすべての価値観が揺らいだ歴史の転換期に生きた大名人と、彼を愛した五人の女たちの物語。

著者等紹介

松井今朝子[マツイケサコ]
1953年、京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、松竹を経て武智鉄二に師事、歌舞伎の脚色、演出、評論などを手がける。97年『東洲しゃらくさし』で小説家としてデビュー。同年、『仲蔵狂乱』で第八回時代小説大賞受賞。2007年『吉原手引草』で第百三十七回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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