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出版社内容情報
陰謀と流血に翻弄された若き才媛は、いかにして女王へとのぼりつめたか。イングランドに君臨した処女王エリザベスの誕生を描く華麗なる歴史ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りるふぃー
14
ベルばら並みにスケールが大きい題材なので、このページ数だと物足りないが、面白かった(実話なので、面白かったというと失礼かもしれないが。)絵が、池田理代子さんらしくない。命がけでの、王妃、王の座の争奪戦。ケイトブランシェットの『エリザベス』ナタリーポートマンの『ブーリン家の姉妹』を思い出しながら読みました。王妃にならなければ処刑されることもなかった母、妻を何人も取っ替えて、いらなくなった妻は殺し、自身は梅毒で亡くなった父。何かを得れば何かを失うというこの世の摂理に倣って女の幸せを捨てたエリザベスが、潔い。2021/02/26
なほみ
6
簡単にまとまってるけど少し端折り過ぎ感。ロバートダドリーの「妻とは政略結婚」発言が白々しいな。側から見ると…な人だけどエリザベスが最も愛したとされる男性なんだよね。エイミーの不審死とかも書いて欲しかったな。2021/09/24
Rico
3
昔、1000日のアン、という映画を見たことがあって、それの続編のようでした。独身の女王は結婚して当然というプレッシャーの中で処女王の道を選んでイギリスを大国にしたエリザベスに今さらながら感動。2015/12/07
☡@火星人でござる
2
もう一巻分くらい長くして、もう少し読みたかった2017/10/10
あじ
2
東宝ミュージカルで2014年に世界初演で公演するというので、読みやすそうなこちらから読んでみた。アン・ブーリンがエリザベスを産んだ頃から、エリザベス栄光の45年の統治の始まりのところまでという、ミュージカルの作りとぴったり同じでは?という感じ。短くて分かりやすくて読んでみてよかった。しかし、家庭教師のロジャー・アスカムが一瞬しか出てこなかったなぁ。2013/12/05