出版社内容情報
ブーバーの指導理念について探究し、教師と子どもとの間の関係を軸にしながら、ブーバー教育論の特質を思想的に解明した大著。今日の教育における諸問題から出発し、先行研究を踏まえてブーバーの指導理念について探究。教師と子どもとの間の関係を軸にしながら、ブーバー教育論の特質を思想的に解明する。
関川悦雄[セキカワエツオ]
目次
第1部 ブーバー教育論の内容と思想的基盤(ブーバー教育論の構築―新教育運動との関わりを通して;思想的基盤としてのハンディズム;思想的基盤としての人間論;ブーバーの教育活動論―1933年から38まで)
第2部 ブーバー教育論の展開―“間の領域”を基に(“間の領域”(das Reich des Zwischen)の意義
出会い論
包擁論
教育的行為論)
第3部 ブーバー教育論で求められる教師の役割(教師像の模索;教育目的論;責任論;教師の自己教育及び世界との関わり;ブーバー教育論の研究成果と特質)
著者等紹介
関川悦雄[セキカワエツオ]
1947年福島県に生まれる。1971年日本大学大学院教育学専攻修士課程入学。1976年日本大学大学院教育学専攻博士課程単位修得満期退学、日本大学文理学部助手(1978年迄)。1982年西ドイツ・ボン大学短期留学。1990年日本大学文理学部専任講師。1995年日本大学文理学部助教授。2001年日本大学文理学部教授、日本大学大学院総合社会情報研究科教授。現在、日本大学文理学部教授・日本大学大学院総合社会情報研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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