泣き虫弱虫諸葛孔明〈第2部〉

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  • サイズ B6判/ページ数 479p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163251202
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

虚人か、巨人か―新たな孔明像を描いて大反響の酒見『三国志』堂々の第弐部発進!本書では、孔明出盧から長坂坡の戦いまでが描かれる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カムイ

26
べべん、ベン、時は中国三国時代、彗星に乗って現れた火星人❓ん、赤い彗星に乗ったシャー❓あれ、ちゃうちゃう宇宙人こと諸葛亮公明登場なのだ、第二部開幕パチパチ、さて公明どんな活躍してくれるのわくわくドッキドキ、でページをめくると、飲めや歌えやの大宴会、一部の続き全く成長しない劉備軍団ま、そこが好きなんだけど、公明より張飛すごくね😅なんて思いながらページを進める、安穏と暮らしてた劉備はひたひたと忍び寄る悪魔こと曹操軍団が南下してくる、果して劉備軍団は風前の灯、さあどうする公明活躍する場はあるのかべべン、ベン2019/04/27

Ayumi Katayama

25
三國志を題材にしたゲームソフトがある。がっしりとした体つきの勇猛な武将に蟻のような雑兵が群がる。勇猛武将の剣の一振りで数十名の雑兵が吹き飛ぶ。誇大表現の方が迫力があるんだろうな、くらいに思っていた。ところがである。必ずしも誇張ではないらしい。三國志そのものがそういうものであるようなのだ。『独り曹家百万の兵を退かしむ』。百万! 独り対百万! 日本の過去の合戦を調べてみると、その最大規模は大坂冬の陣の両軍合わせて30万。百万とは文字通り想像を絶する。しかも独り対百万!(くどい!(笑))。大陸は規模が大きい。2019/10/08

Lesen

20
劉備はパフォーマーであり、詐欺師であり、最早教祖のようだ。こういう劉備劇場に酔いしれる事の出来る部下や民衆が慕うのかも。劉備陣営は案の定苦労するんですね。孔明だから劉備陣営でやって行けるのかも。簡擁と均のやり取りが面白い。均はどうなっていくのか。2014/12/14

りー

16
この第ニ巻の見せ場は長坂坡の戦い。最初は孔明に反感を持っていた張飛が(人外最凶キル・マシーンのくせに)うっかり煙にまかれ「ぐんしー(軍師)してもらう」と言うところで大爆笑。“ぐんしーする”がその後、劉備軍で流行語になってるし。相変わらずの酒見節なのですが、難民を連れての逃避行になるところはゾっとしました。魔性の男=劉備が怖くてウザい。趙子竜と張飛が、文字通り一騎当千の働きを見せます。いや、人間ですよね?本当に?と、確認が必要。へっぽこ集団の頭脳になった孔明にちょっと同情したくなりました。2019/06/09

クボタ

15
時間が掛かったがやっと読み終えた。吉川英冶の「三国志」とは違った内容で戸惑う。劉備はこんなに負けてばかりだったのか。 孔明もなんかだらしない感じがしてしまう。物語だからどう作ろうとかまわないが今までの劉備、孔明のイメージが崩れてしまい少し残念。名前の表記もう少し何とかならないか。字で表記したり紛らわしい。3はもう少しあとにしたい。2017/12/18

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