江戸は燃えているか

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163250809
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0095

出版社内容情報

地震、テロ、不況、そして人々の暗い欲望が蠢く江戸末期に発生した七つの事件の真相を炙り出す。「勝海舟、幻の江戸焦土作戦」など。

内容説明

孝明天皇、山内容堂、小栗上野介、清河八郎、伴林光平、相楽総三、勝海舟。幕末の夜空に輝いた七星の、せつなすぎる光芒―。明治政権がタブーとした七つの事件の実相を炙りだす。

著者等紹介

野口武彦[ノグチタケヒコ]
1937年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を経て著述業。日本文学・日本思想史専攻。2004年、『幕末気分』で第五十四回読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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逢日

3
幕末維新の混乱のさ中、あれ?そう言えばあの人最後どうなったんだ?と言うタイプの御仁を列挙。面白かった。特に赤報隊の相楽。2021/07/24

aki

3
孝明天皇、山内容堂、小栗上野介、清河八郎、伴林光平、相楽総三、勝海舟の本である。 清河八郎は浪士組と佐々木只三郎の暗殺ばかりが有名。維新でどんな役割があったかよくわからない。 小栗上野介は幕府方のエースで明治新政府が彼のやったことをたくさん引き継いでいる。維新政府で活躍すれば近代国家も変わっていただろうと想像できる。 官軍につかまり斬首。その経緯がかわいそう。 相楽総三。官軍と同じことをやっているのだが錦の旗を頂いてないため、最後は斬首。きっと本人もこの結末は想像すらしていなかっただろう。切ない。 2019/04/16

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