名残り火 - てのひらの闇2

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163249605
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

83
イオリンの遺作で『てのひらの闇』の続編という位置付けだが、内容的には続けて読まなくてもさほど不都合はない。今回も幾分昭和的な「大人の男の世界」。だいぶ型に嵌った構成・展開で、やはりそうだったかと思わせる事件の真相だったが、その安心感がなかなか心地良い。2015/09/19

紫 綺

60
堀江の無二の友人・柿島が殺された。その死を不審に思った堀江は、例によって真相究明に乗り出す。結末は、流通業界の闇とは程遠かった。著者の遺作となった長篇ミステリー。ご冥福をお祈りします。2021/09/03

きむこ

38
藤原伊織さん4作目。「てのひらの闇」の続編。ストーリーはさすが藤原さん!っといったハードボイルドでとても面白かったのですが・・・うーんこれは「てのひらの闇」を読んですぐに読むべきだったなぁ>_<前半は堀江と柿本の友情や大原との位置関係が思い出せずのめりこめなかった。「てのひら〜」ありきの物語なのでまた今度二冊まとめて再読してもう一回じっくり味わいたいです。2014/12/19

ゆみねこ

27
元の同僚で無二の親友であった柿島の死。夜の街中の駐車場で何者かに暴行を受けて入院中に死亡した。なぜ彼は殺されたのか?彼の死の真相を解明するために動き出す堀江。中々読み進め難くて、ちょっと時間がかかった。後半のたたみかけるような展開でようやく読了。藤原さんの遺作、謹んでご冥福を祈ります。2012/04/04

空猫

23
「てのひらの闇」の続編。主人公の堀江以下登場人物がみんな頭は良いし仕事はできるし。仕事上の報告でもない普通の会話に「奇態きわまる」「縷々申し上げる」だのあり国会答弁かと突っ込みたくなった。依頼もなく動いてるのは男気としても、どうも目的(動機)の割りに行動(手段)が派手すぎで…それが格好いいと、この世界観に浸れれば堪能できるのだろうけれど、今回はそれに乗れず。2018/02/23

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